[ネタバレあり] 春高バレーと共に田中にも春が来た? 古舘春一「ハイキュー!! 28巻 」あらすじと感想

 

全国大会、なんとか1回戦をものにした

烏野ですが、2回戦の前に

2つの出来事をハサミます。

1つは、ライバル校たちの1回線の模様、

そう、梟谷と音駒です。

 

両チームとも想定内の内容です。粘り強く

拾いまくる音駒と、エースに振り回され

ながらも上手くノセる梟谷。

 

それにしても梟谷、私はこれまでそこそこの

数の部活漫画を見てきているつもりですが、

エースの調子の波の乱高下をここまで普通に

受け入れてるチームって、初めて見た気が

します。かといって王様でもなく、依存

してるわけでもなく。

 

まぁ木兎はある意味、赤葦に依存してる

のかもしれませんが(笑)

それがこのコマにも現れている気がしました。

 

 

1日目の夜の描写ですが、

変に研究とかさせず、とにかく調子を万全に

することが求められる木兎とその分、前日も

布団の中で相手を分析しまくる赤葦の対比。

このチームの関係性、すごく好きです。

 

 

そしてもう一つのポイントで、清子さんに

決して返ってくることのないサーブを

打ち続ける田中が、幼馴染の子と良い感じな

場面があります。結果的に残念な感じに流れ

ますが、作中でちゃっかり一番進んでる感

ある澤村に続いて、田中にも進んで欲しいです。

叶歌ちゃんめっちゃ可愛いですしね。

 

バボちゃんのキーホルダー?もカワイイ

 

まぁそうなると西谷の孤独な戦いになって

しまいますが・・。

 

あと1日目にはもう一人の

小さな巨人(2年)も登場しますが、

ここの場面での、最後の半ページ使った

日向の表情がいいですね。ニコニコ笑顔

ってわけでもなく、なにか掴んだなって

感じの。このきっかけの小さな巨人先輩の

インタビューの回答もいいです。

 

そしていよいよ2日目。相手はなんと

IH準優勝校ということで、ジャンプ漫画の

球技は序盤で優勝候補と当たらないと

いけない縛りでもあるのでしょうか、

勝てば悲願の全国大会での「ゴミ捨て場の

決戦」なので、大事な一線の前に遥か格上

とのマッチがきました。

 

相手には影山がユースで共に練習をした

がいるところです。

その宮には双子の弟がいることが発覚。

身長一緒で髪の分け方はお互い真逆。

毎朝2人で鏡の前で揃えてるに違いありません。

そんな彼は結構挑発してくるドS系キャラ

なので、サーブの時に勝手に掛け声をかける

女子2人組に対して

 

 

と、テニプリ中期の跡部様も納得の、

ドM女子への視線サービスを送ってくれます。

女性にも容赦ない分、青葉城西の大王様

より怖い人かもしれません。

 

かと思いきや日向のブロードを見て、

似たような顔の向きと構図で

 

これです。なかなか掴みどころのない人です。

 

こんなかんなで試合が進んでいき、まだ

山場など迎える前にこの巻は終了。

次の巻ではおそらく決まらず、30巻辺りで

決着でしょうか。

他校の小さな巨人の姿を見て日向が

どう変わるか、叶歌ちゃんとフラグ立った

田中の活躍はあるか、双子がどう仕掛けて

くるかなどがポイントになっていきそうです。

 

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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