王者・梁山との試合が進み、前巻の時点、まだ前半なのに
すでに0-2
まだ某掲示板で「2-0は危険なスコア」コメントが
氾濫しそうな点差ですが、主人公つくしの出番もないままです。
この巻でも試合を支配するのはオーバーエイジ枠で出場する加藤。
この人のいるコマだけJFLかJリーグの試合にしか見えません。
初登場時は、新宿スワンとかに出てきそうな悪役って
感じでしたが、試合が始まるとスタミナとフィジカルを
生かしたプレーで、献身的で普通にいい選手でした。
この巻ではそんな彼と、派手なプレーを好み
左足クラシックなトップ下な感じの碇屋の幼いころ
からのエピソードが出てきます。プレースタイルが
対照的で中身も対照的な2人の関係性が結構面白いです。
その2人に思いによって更に絶望的な点差に。
パリSGとミラン以外は勝利を確信するスコアです。
そんな2人と、海南戦後のどっかのバスケットマンに
よく似たSBマルコに苦しめられる聖蹟側
は、キャプテン水樹が更なる覚醒をはじめます。
またDAYSのシリーズ記事を作るときにも書きたいと
思いますが、このキャプテンかなり好き
です。他のスポーツ漫画にいないタイプの
キャプテンなんですよね。
そんな彼の1VS1守備で勝利というまさかの展開で
幕を空けたこの巻ですが、絶望的なスコアでも
やはり道を開くのは水樹キャプテン。
ここでさらにまさかまさかの戦術が飛び出します。
クロップおじさんの好きなアレです。
その戦術に関して女子2人が熱く語り合うという
端から見たら異様な光景を挟みつつ、
大事な役割は、キャラはマルコよりバスケットマンに
似てる大柴とトップ下からボランチにポジション
チェンジした貧乏の星君下の二年生コンビが
しっかりこなします。
そんな驚きの展開から、遂に
急にカットイン入るまでモブになりかけてた
つくしの出番が!というところで次巻。
どう王者を追い込んでいくのか楽しみです。
これ以上ない、主人公つくしの持ってる特長が
必要な場面での登場はかなり熱いですね。
主人公がエースやストライカーでない分、誰が点を
取るか、活躍するかが予想しづらいところ
がこの漫画のいいところで、次巻も水樹なのか
つくしなのか、それとも風間なのか、良い
終わり方でした。
そういえばいたなと思った瞬間
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