グラップラー龍太郎
幼馴染であった星之介を殺した
龍太郎ですが、この人のパートは
段々ノリが刃牙っぽくなってきてます。
この巻では、星之介の父が、真犯人が
龍太郎であると見抜いた上で
「奪え!私から全てを奪え!」
「私の一人娘を抱け!
犯せ!孕ませろ!」
と全方位的に無茶苦茶な要求を
突きつけてきました。
もうこの人を思い出します。
その後も、龍太郎の妹・静流が
マツコ・デラックスみたいな
芸能事務所の社長と場外乱闘を
繰り広げて、最後はトロフィーを
顔面に叩きつけたり・・。
メチャクチャな一家です、
この人達。
亜久里Pとア○ドルマスター
一方、主人公・亜久里一味は、
なんとか龍太郎の出るであろう、
年末の音楽番組に乗り込もうと、
色々策を考えますが、結局
アイドルグループ作って出場
させてドサクサに紛れて全員で
突撃するという結論に。
もっと他にあるんでは・・。
メンバーは、ミハルは勿論、
有栖原やナズナ、枕田と、色々
ツッコミどころのある面子。
片腕が義手の暗殺力に長けた
エージェントや、連続殺人鬼で
そもそもオンナじゃないのまで
いるという前代未聞のアイドルの
誕生です。
新世代炎上売名スタイル
しかしアイドルグループは組んだ
ものの、短期間で音楽番組に
出られるところまで知名度を
上げないといけない。
ということで亜久里が選んだ方法は
テロリスト(扱い)してる自分が
テレビ局を襲撃し、そこでたまたま
来ていた(設定の)アイドルグループに
無理やり余興として歌わせる
という方法です。
アイドルなのに
ロックですね~
ところが亜久里がすんなり計画通りに
やるはずもなく、音楽イベントの会場に
行くことと、龍太郎への宣戦布告まで
してしまいます。
それでも何とかミハルが歌い出すと
切り替わって道路いっぱいに救急車が
何十台も走ってくるという異様な光景。
そしてその救急車は
おっさんの
詰め合わせでした。
といったところで、ミハルが上手く
歌うことが出来たか、どうやって、
救急車とおっさんで周りを囲まれた
テレビ局を脱出するのか
謎を次巻へ託して7巻は終了です。
まとめ
前の巻辺りから、表現のぶっ飛び方が
1ランク上がった感じで、
冒頭の星之介の父親の発言や、静流の
行動などにつながってます。そのせいか、
元々ぶっ飛んでた亜久里の行動も、
相対的にそこまで驚きなく
受け入れられるようになってきました。
本編に関わる内容だと、当日いきなり
決行するはずだった計画も、亜久里が
全部カメラの前で言ってしまったことで
パーに。
さらに、自分が星之介を殺したと
(違うのに)認めてしまったせいで
龍太郎に怒りが向いていた、
星之介の護衛イワンも、全力で亜久里達に
攻撃を仕掛けてくるようになるでしょう。
更に前途多難となってしまった乗り込み作戦、
次巻でどうなるか見ものです。
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