東京ヴィクトリーとの激戦。
代表有力だった持田のフェードアウト。
ETUがこのダービーで、大きい大きい
勝利を手にして優勝争いに更に
近づいた前巻でした。
アジアカップ代表発表
46巻では冒頭から代表発表。
GKは順当。CBは2人入れ替え。
MFにうつり、ブランの口から
「モチダ」
と発せられると会見場はどよめきますが、
これは、招集したかったのに彼の怪我で
出来ず、非常に残念だったという
ブランの意思表示でした。
そしてその穴を埋める役として2人
選んだと告げます。
「窪田と・・・
椿。」
椿が遂に、アジアカップA代表入りです。
しかも仲良しの窪ちゃんと。
直前に対戦して負傷して去った持田の
替わりというのも皮肉というか運命と
いうかですが、おそらく今後出る
アジアカップ編でも椿が活躍する
ことでしょう。
ちなみに夏木は落ちました・・(笑)
↑地味にガンナーズは、畑の方だけ
呼ばれてますけど、ライバルで
チームメイトの片山は悔しすぎて、
怒り狂ってたかもしれません。
熱血系監督の登場
選出の余韻に浸る間もなく、ETUは
清水との上位対決にのぞみます。
清水の蛯名監督は、ユース上がりで
今のメンバーの多くはユースの時に
育ててきたメンツ。
近年の成功例でいうと、元広島の
森保現U-23監督でしょうか。
しかし蛯名監督は少し違って
完全に熱血野郎で、とにかく
試合中叫びまくってる人です。
意外とジャイキリ世界では
いそうでいなかったタイプですね。
他は性格悪いか理屈屋かで、
そもそも体育会系があまり
いませんでした。
清水は過去の対戦は、ほぼカットか
ダイジェストだったので、ここで
見せてくるのは良かったです。
清水戦決着、しかし不穏な言葉が
まさかの亀井の先制から、すぐに
追いつかれますが、サイドに流れた
椿のあげたクロスを、夏木が
ドンピシャボレーで勝ち越しに成功。
2-1
更に裏を狙った上田へのボールを、
GKがカットしたこぼれ球を
椿が決めて3-1で決着。
代表発表直後に、椿は1G1Aという
最高の結果で上位戦を制することが
出来ました。
試合終了後の握手後、蛯名は
(この国にそう長くいる
つもりないんだろ?)
と、達海に心の中で問いかけます。
ETUは、今日の勝利で3位に浮上。
そして椿は代表に合流します。
感想
椿が順調に成長しています。
順調すぎて、初期先輩風吹かせて
U-23に合流していた赤崎が
懐かしいです。
今となっては、ETU唯一の
A代表ですから。
今回は試合では清水戦が中心
でしたが、監督以外の目立たなさ!
印象に残るような選手が一人も
いないというのは、少し可哀相な
気がしました。
逆にETU側は、最近目立ってなかった
亀井や堀田が少し目立ったのは
良かったですね、
こういう控えあるいは、ベンチ外選手が
活躍するのも、達海のモチベーション
管理の賜物なのでしょう。
そして蛯名の発言。達海の采配は
1シーズン限り、そしてこの作品も、
ゴールは近いことを示唆している
言葉だと思います。まぁよく
考えたら、1シーズンで50巻いき
そうなので、2シーズン目というのも、
厳しいものがあるのでしょう(笑)
次巻は、まるまる使って
アジアカップ編になりそうです。
窪田と椿のニコイチセットが、
どれだけ活躍できるか見ものです。
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