[ネタバレあり] シリアスなストーリーもグラシュロス語で台無し「グラシュロス 2巻」あらすじと感想

2巻のあらすじ

父親を失ったアクウは、父の遺体を

背負って家に戻りますが、そこには

亡くなった母と倒壊した家があっただけ。

結局生き残ったのはアクウとイーピン

2人だけ。

2人は衣食住のために別の集落を探す

ことにしますが、いきなりはぐれます。

アクウは途中食料も水もなく、行き倒れ

そうなところを助けてもらった

女の子シュリとその弟シュラヴァ

合流します。

 

ちょっと歩くと若者の招きもあり、

集落に入れてもらえることに。

しかし、その集落は、年寄りを奴隷と

して若者が好き放題、酒池肉林する

ところだったため、脱出を決意。

 

ところが見つかってしまい、シュリが

やられます。これに激昂したアクウが

我を失い大暴れ。諌めようとした

シュリまで殺してしまい、逃走。

 

 

それから約3年後、大きな集落が

それぞれの主義・主張によって分かれた

小さな集落の中に、シュラヴァ、

そしてイーピンの姿が。

 

2人はそれぞれ、武力主義の集落と、

女性至上主義の集落にいました。

その両集落の近く、巨大なサイに

またがった青年が現れ

「グラシュ、知ってる?」

と訪ねます。その話を聞いた

シュラヴァとイーピンは、瞬時に

それがアクウだと気付くのでした。

 

 

グラシュロス語

以上、あらすじだけ書くと、とても

しっかりしたストーリーがあるのですが、

いかんせん、出て来る独特の言語が・・

 

ワチャネム?(君の名は?)

 

ここはまだ許容範囲でしたが、

 

 

イベサ(ウェーイな若者のだけの集落)

ここでかなり危なくなり、

 

ここで決壊しました。腹筋も

 

ヤリサ(快楽の為に他人を犠牲にする集落)

ってどんだけたった三文字に深い意味

込められてんだよ!

これ以外にも

 

アルコールを摂取する時の掛け声

→ エッケ!エッケ!

 

暴走アクウが攻撃する時の掛け声

→ マ・カンコウ・サッポウ!(3段攻撃)

 

→ マ・センコウ!

→ ロウ・ガ・フーフー・ケン!

→ カメ・ハメ・ハ

 

 

アクウ勝利の雄叫び

→ エンダアアアアア、イヤアアア

集落の大公開討議

→ アーサ・ナーマ

精霊信仰の集落名

→ ウサンクサ

 

これでもごく一部です。しかも最後には

次巻予告ですら、このありさまです。

わけがわからないよ。

 

 

まとめ

1巻呼んでた頃は、この言語そんなに

違和感なかったんですが、この巻では

シナリオに集中出来なくなりました(笑)

イベサに立ち寄る時に、集落の

リーダー的存在が「ウェーイ」って

拳を突き出してきた時点で雲行きは

かなり怪しくなりましたが、

ここまでとは・・。

 

本筋自体は、アクウがかなり闇落ち

してますが、見る限り独りでずっと

狩りをしながら巨大マンモスを探して

いたんでしょう。

漫画タイトルの通り、親の敵である

グラシュを殺すことがアクウの目的と

なっていきそうです。

 

そして、次巻もさらに語録が増えそう

なので、それをどう上手く使うのか

楽しみです。

 

累計555万部『神さまの言うとおり』金城宗幸×藤村緋二が再びタッグを組んだ!舞台は今日より遥か30000年前。原始時代を生きた人間(クロマニョン)を紡ぐ物語!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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