合同チーム、嘉納死去、クライマックスが近い?
前巻の唐突な展開により、絶体絶命となったカネキくんは、大量のおっがいを食べながら
元気になり、巨大化。
タワービルにへばりついたり、地面を這ったり巨大なつる状の大樹みたいになりました。
カネ樹くんの誕生です。カネ樹くんはそのまま沈黙。
この状態を収束するべく、ヒデや亜門達の手引きによって、
喰種側は、カネ樹くんを救うため、CCG側は東京の安全を取り戻すため、
それぞれ利は異なりますが、やることは一緒ということで、初めて手を組みます。
しかし、止めようにも赫子が肥大化しすぎて、カネキ本体はどこにあるのか、
諸悪の根源の1人でもある嘉納も、追い詰められてあっさり自殺。
対策は再び暗礁に乗り上げますが、トーカちゃんから
「指輪!」と閃きが。
トーカちゃんがカネキ君に指輪をあげていて、それを金属探知すれば
赫子全体の生体・熱源反応に左右されること無く、探し出せるはずとのこと。
指輪が、カネキくん本体の近くにあるだろう理由はちょっと分からないですが、
いずれにせよ一歩前進。
更に、月山パパが総理に直電して、国中の金属探知機をかき集めてくれます。
月山家、凄まじい影響力・・。
手持ちの金属探知機をフル稼働して、遂に金属反応を見つけます。
しかしこの最終局面で・・
透くん、こじらせたまま帰ってこない
こじらせたまま放置されていた、透くんが邪魔に入ります。
「あの人が誰のものにもならないなら、それでいい」
とか完全にイッちゃってる事を言いながらトーカ達を襲撃。
トーカがカネキ君を「旦那」呼びしたことで透くん更に激昂。
この場面で身ごもってる事まで言ってたら
「中に誰もいませんよ」案件になってた事間違いなしでしょう。
いや、トーカちゃんの場合は、中に本当にいましたけど。
そんなピンチに最初に駆けつけたのは、皮肉にもクインクスの面々。
透VSクインクスのバトルが始まりますが、
透は才子の技をトレース。
「透はRc細胞を完全にコントロールしている」という柴の言葉を思い出し、
動揺する瓜江に、透くんが最期に語りかけます。
「瓜江くん、知らないからね。死んでも」
まとめ
この巻で一気にまとめに来た感じですね。
嘉納があっさり死んだり、CCGと喰種がまとまったり。
カネキ君が黒かった頃からずっと望んでいた形が、自分対策で実現というのはかなりの
皮肉ですね。
透が、かなりめんどくさい形でまた絡んできましたが、これはクインクス達で、
透を元に戻すかケリを付けるかで片付くでしょう。
問題は巨大化したカネ樹ですが、構図が「甲鉄城のカバネリ」の最終回にかなり似てきてるの
が気になります。あっちは男女逆ですが、巨大な融合群体の核になって大暴れするところと
か、救う時にカギになってるのが、相手から拝借してる装飾品なところとか。
このまま同じ道を歩むのか、意外な終わり方をするのか、最期まで付き合いたいと思います。
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