[ネタバレ]衝撃シーンで一気に引き込まれる。メルヘンじゃないアニマル漫画「板垣巴留/BEASTARS ビースターズ 2巻」あらすじと感想

 ウサギさんと再会・・も

前巻で、本能に負けて食べそうになってしまったウサギさんと、思いがけず再会したレゴシ。

どうやら彼女は、あれがレゴシだったことに気付いてない模様。

ところが、会話に詰まっていると

!?

彼女は何か勘違いしているようで、お礼をしたいという言葉に

何も返事ができないレゴシが、求めているものはこれだ、と慣れた

雰囲気で脱ぎ出すシーンですが、

ここで、「あ、この漫画違うな」って思いました。

正直ここまでの展開は、やっぱり不穏な描写はあれど、あくまでメルヘンな

動物モノなのかと思ってましたが、このシーンで、もっと深くやる漫画なんだ。

結構汚い部分もガンガンやってくんだ、と思って

惹きつけられました。「ウサギの下着シーンで惹きつけられた」って一言だけにすると、

ただの特殊など変態ですけどね。

このあと童貞特有のうろたえ方で、レゴシは逃げますが、彼にとってもかなり

印象的な出会いになりました。

 ルイ無双

1巻では、若干ただの気取った嫌な先輩って印象もあったルイ先輩でしたが、

2巻では、そのメンタルの強さと、カッコ良さを惜しげもなく魅せます。

まず、学園内で演劇部の大きな演目があります。

ルイはその本番前に練習のしすぎで片足を骨折。

しかし初日公演には、その痛みをこらえて最後まで主演をやりきります。

色々な事情も含まって、彼はやらないことは死である、と他人だけでなく、

自分には特に厳しい人だったのです。

限界を迎え倒れますが、それは幕が降りたあと。

気絶後の第一声が

「客に見られたか?」

だったことからも彼のプロ意識の高さが見えますね。

しかし、結局初日でドクターストップ。代わりはトラのビルが努めます。

そしてビルの代役はなんとレゴシ。

不安を抱えつつも本番が近づきます。

本番前にイヌ科の鼻をきかせて、レゴシはビルが何かおかしなものを持っている

ことに気づき問い詰めます。すると

誰か学園の人とかのものではないようですが、

レゴシはウサギさんとの事もあり激昂。でもその場は抑えます。

そして本番

公演中にガチ殴りスタート。

怒り狂ったレゴシが馬乗りに殴りまくる姿に、場内騒然。

ビルも反撃を始めて、劇どころじゃなくなるも、

部内の肉食最強2人を止められる部員などいるはずもなく、

ただ傍観。

それを止めたのは

ルイ先輩!!

おさめるどころか、その喧嘩も劇の一部であるかのように

振る舞い、逆に大喝采、

結果的にルイ先輩の大活躍によって舞台は大成功したのでした。

まとめ

個人的にこの巻は、大転機の巻でした。

前述の通り

○メルヘンではない、生々しい動物たちの社会

○ただの嫌な先輩じゃない、ルイの大活躍

この2つが作品のイメージを大きく変えました。

「こういうのまでやるんだ」という驚きがまずあり、

レゴシの一軸だけだと思っていたストーリーも、ルイの内面が描かれ出して

ルイもかなり重要な人物にもなっていきそうな予感。

引き込まれる2つの要素を持って、自分の中のギアが変わったかなと思いました(笑)

ここからの展開、演劇パートとウサギパート、そしてルイパート。

楽しみな要素がだいぶ膨らみました。

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