[おすすめ紹介]学園だけじゃない!BEASTARSの世界で暮らす動物たちの物語「板垣巴留/BEAST COMPLEX ビーストコンプレックス」あらすじと感想

BEAST COMPLEXは、板垣巴留先生の短編集で、

すべてBEASTARSと同じ世界感で、それぞれエピソード毎に、

主人公となる動物たちが変わっていきます。

全テーマの共通点

↑がこの短編集の目次なのですが、とても分かりやすいです。

メインとなるのは二匹。そしてどの組み合わせも、

肉食と草食(捕食と被捕食)。

BEASTARS本編でも、肉食動物と草食動物の関係性が、作品の大きなテーマの1つに

なっていますが、ここでもやはり、同じです。

そしてもう一つ、BEASTARS同様にシリアスギャグも織り交ぜた全6話となっているので、

色んなタイプの作品を楽しむことが出来ます。

BEASTARSでも、ニワトリのレゴムのストーリーみたいに、レゴシ以外を主人公とした

話が挟まれますが、あれをさらに幅を広げた感じです。

BEASTARSとの違い

BEASTARSとの違いもいくつかあって、まず1つめ。

チェリートン学園の生徒たちが中心だったBEASTARSですが、この作品では、

より子供のエピソードや、

大人のエピソードなど、同じ動物世界でも、全く違ったテイストで

それぞれの事情やストーリーを楽しむことが出来ます。

個人的にはコメディ要素の強い

ワニとガゼルの話がすごく好きです。

放送コードギリギリ路線の料理番組のプロデューサーが、

肉食風料理を専門としたワニを先生役に抜擢し、

肉食にもそういう料理にも抵抗があるが、業界人としてプロ意識の

高いガゼルさんをアシスタントに迎えた番組での、やり取り・駆け引きが

軽妙で笑えるし、この世界観を上手く風刺もしていて、本当に存在する

世界観のようにリアルな雰囲気があってお気に入りのシナリオです。

他にも、BEASTARSのとある人物が登場していたり、板垣先生がこういう

動物モノを描くきっかけになったエピソードが巻末に載っていたり、

少なくとも、BEASTARSが好きな人はゼッタイ

読むべきだと思います!

ナンバリングされてない作品ですが、是非次の巻も作っていただきたいですね。

それほどにこの、学園以外の動物世界を描くことの、可能性が広いことと、

板垣先生の描くユーモアとシリアスの絶妙さがクセになります。

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