前巻で遂に、探していた男を見つけたものの、倒すことが出来なかったイサック。
さらに彼の銃撃を受けて倒れます。
そして3巻では冒頭から、イサックの過去に。
イサックと錬蔵の2人は、同じ師匠の元で鉄砲鍛冶をしていました。
ある時、家康から鉄砲を献上せよとの命が下り、師匠は、最高の銃2丁を仕上げ、
そこにその銃の量産の仕方を記しました。
しかしその晩、錬蔵は師匠を殺し、銃を奪ってヨーロッパへ逃げてしまいます。
しかも理由は、大坂の陣が終わったら平和がおとずれてしまう、ヨーロッパなら
まだまだ戦乱がある、というもの。
んでイサックが「そんなに戦が好きか」と問うと
あ、会話が成立しなくなっていく系のヤツだ。
戦モノの漫画で一番めんどくさい、とにかく争いが起きてるのが大好きなタイプです。
結果、師匠の娘のしほりとイサックが責任を取るために、錬蔵が持ち去った銃を取り返す
ことと仕留めることが決まり、達成出来なければ、しほりが死罪になることが決まりました。
状況が状況とはいえ、ほぼ情報ゼロでヨーロッパに渡るなんて、イサックも凄いですね。
ちなみにしほりは、錬蔵に色目使われてホイホイ、銃の補完してある箱のカギを渡してる
ので、この状況は、自業自得といえば自業自得です。
話は現在に戻り、錬蔵1人の鬼スナイピングのせいで、ローゼンハイム側は窮地に
立たされます。
負傷で狙撃は出来ないものの、イサックは戦術と片腕の剣術でなんとか対応して、
ボルマン達ツンデレ傭兵軍団が、理由をつけて帰ってきたこともあり、持ちこたえます。
しかしそれでも、相手の猛攻で防衛線が突破されそうなところまで来てしまい、
錬蔵を撃たなかれば負ける、ということで
まさかの2代目狙撃手としてゼッタが現れました。
イサックが、ただの鉄砲鍛冶だったことが判明しました。
銃の腕前は勿論、剣術でも敵の馬上の敵を片手で倒して、兵法にも優れていて・・
戦国最強の鉄砲鍛冶でした、
練蔵も、いるいないで、将軍に全軍突撃とか決断させちゃうので1人で戦局、采配を
左右してますから、実質この戦は、ジャパニーズ鉄砲鍛冶が動かしています。
この漫画がヒットしたら、Youtuberの次に、鉄砲鍛冶が人気になることでしょう(適当)
そんな感じで(?)、3巻で早くも過去が明らかになって、より目的がハッキリしたので、
意外と早く完結も見えてきたかもしれません。
次の巻では、女スナイパーが誕生しそうですが、
1巻→風を読んで間接的にサポート
2巻→銃を担いで直接サポート
3巻→私が撃ちます
と、ゼッタが信じられないスピードでスナイパーの階段を駆け上がっているので、
5巻くらいになったら、シモヘイヘくらいになってるかもしれません。