[ネタバレあり] カルロのファインプレーとムッタの決断「宇宙兄弟 33巻」あらすじと感想

 リミットは5日

前の巻で、太陽の活動活発化で即中止も

検討された、シャロン天文台を建てる

猶予を作ることが出来、この巻では

いよいよムッタ達にその事が伝えられます。

 

意外にもあまり動揺もなく受け入れる

ムッタ達。

 

やっぱ経験を重ねると凄いですね。

 

そのまま作業は天文台完成に向けて

動き出しますが、順調に進んでいく中、

エディーが船外活動を終了。被曝量や

年齢的なものも含めて決まっている

もので、宇宙って外に出ていられる

時間って限られてるんですね。

 

 

 緊急トラブル発生

 

残す作業はあと僅かでしたが、

ベティーとカルロが、おかしな数値を

見せているタンクの点検に行くことに。

ここで大トラブル発生

 

タンクに亀裂のようなものを見つけた

ベティが近づくと爆発が起き、

ベティはふっとばされます。

 

ここ、即死したのかとめっちゃ

ドキッとしました。

ベティは無事だったものの重傷。

 

いったん船内に戻りますが、

緊急手術が必要な状況。

ここのカルロが

カッコよかったですね。

 

後に一度も手術やったことないと

分かるのですが、この場面でそんな

素振りは一切見せずに、ベティを

不安にさせないために、やったこと

あると言い張って、出術を

成功させちゃいました。

 

手術は成功したものの、ちゃんとした

医療機関での治療が必要なため、

ベティは月から離脱が決定。

それだけでなく他のメンバーも帰還が

決まりますが、今後の活動費用のために

「成果」が必要ということで、2人だけ

残って天文台も完成させ、予備機で脱出

するというかなり無茶なミッションに。

当然完成させるだけでなく、期限時間内

でないと生存確率は著しく落ちる

ミッション。

 

残ることになったのは、自らを強く

推したムッタとフィリップ。

 

遂にムッタも、最上級の死と

隣り合わせのミッションを

スタートさせることになりました。

 

 

 まとめ

想像はしていましたが、やっぱり

事故系のトラブルが発生。

でもこの時点で死人が出なかったのは

本当に良かったです。

数値トラブル前にベティが、息子と

通信する場面が流れるのですが、

最悪なフラグにはなりませんでした。

 

今回もトラブルが起きても、あくまで

取り乱さずに対処していくクルー達が

逆にリアルで頼もしかったですね。

 

特にカルロ。

彼の変なところが、良い形で発揮

されていました。

 

そして、月に残るのがお調子者2人と

いうことで、序盤は明るい雰囲気で

進んでいくと想いますが、やっぱり

ミッションの進み具合は心配です。

 

ムッタは日々人の件もあるから、

なんだかんだ大丈夫だとは思いますが、

フィリップもなんとか無事に生還して

ほしいです。

 

それからブギーが、次巻以降の

建設→帰還パートで良いアクセントに

なっていくと期待してます。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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