[ネタバレあり] 龍の生態がまた1つ明らかに、ドラゴンヲタクと出会ったよ「空挺ドラゴンズ 4巻」あらすじと感想

 

 物理的にも精神的にも・・

前巻の最後で、巨大な飛行船と衝突しかけた

クイン・ザザですが、

なんとか正面は避けたものの衝突は逃れられず、

大きなダメージを受けます。

これに対して何の反応も対応もない、相手に対して

怒ったヴァニーが乗り込んでいくのですが、

 

 

相手の船長はかなりクセの強い男で、

名族の御曹司とのこと。

しかも龍マニア。

ヴァニー達とこの御曹司ブルノは、

龍に対しての考え方でも対立します。

 

簡単に言えば

 

この龍を見て、

 

ブルノは

となりますが、

 

ミカは

 

と、同じ龍を見てこうも違います。

ブルノ側は、龍捕りに対して偏見を

持っており、最初はぶつかりますが、

 

ガガが、前巻で見た「龍の回廊」を

描いて見せると

 

 

態度は急変。先程の飛行船の修理代を

請け負ってくれるそうです。

 

ちょろいです

 

ブルノは同時にガガを自分の船に勧誘。

ガガは答えられるずに保留します。

 

 

 船食い

そうこうしていると、船食いが現れた

との知らせが。

 

龍は基本的には飛行船や人間を積極的に

襲わないのですが、この「船喰い」と呼ばれる

ものは、船をターゲットに襲ってくることが

あるようです。

 

龍マニアのブルノは、調査に行こうとしますが、

もしものときのために、ヴァニー達が

同行しました。

 

この場面では2つの大きなポイントがあり、

 

1つ目は、龍の生態が少し明らかになったこと。

2つ目は、クィン・ザザのメンバーのような

人間に全く興味がなく、龍にしか目が向いて

なかったブルノが、ヴァニーを自分のコレク

ションも顧みず、助けたということです。

 

1つ目は物語の進行、2つ目は人間の成長に

当たるかと思いますが、この巻で気づきましたが

今の所、「空挺ドラゴンズ」は全巻で、

この2つが同時展開で進んでいるようです。

ジローやタキタもそうだし、今回は船員では

ないですが、ブルノに、価値観の世界観が

広がったヴァニーといったところでしょうか。

 

最後に、ヴァニーが船喰いに食べられてしまい、

それをブルノも含め必死に、中から救い出し

たところで、安否も分からないまま、

4巻は終了しました。

 

 

 まとめ

 

龍の生態解明にまた一歩前進しましたね。

というか不思議な形こそしていますが、

やってることは他の動物とあまり変わらないのかも

しれません。

 

登場時はただの嫌な奴だったブルノが、

咄嗟にヴァニーを助け出すために動いたシーンは

カッコよかったです。

 

 

彼とは今後も、良い形での連携を取って

いけるようになりそうです。

 

ガガがどっちの船を選ぶのかも、この巻

では決まらなかったので、次巻に

残された答えはたくさんあります。

 

オマケ

今回も龍グルメは登場しますが、

 

 

今までで一番美味しそうでした。

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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