[ネタバレあり] 祇園登場!順調に勝ち進むライバル校の中で・・「ALL OUT オールアウト 14巻」あらすじと感想

 

祇園登場!

前巻で7コマしか出られなかった

祇園ですが、キャプテンの退場で、

悪くなった雰囲気を立て直すために、

籠さんに抜擢されます。ところが

 

祇園は

 

ガッチガチ

 

ここでこういうタイプの主人公って、

1人だけ緊張感ゼロで、いい意味で

空気を壊すもんですけど、祇園って

意外と人間らしいですよね(笑)

 

そんな祇園に語りかけたのは江文さん。

どんな言葉で励ましたかというと

 

「てめえやけにテンション低い

じゃねーかよ」

 

オーバーキル

 

江文の叱咤が逆に効いて、祇園は

無事にゲームに入っていきます。

 

祇園の活躍で流れが徐々に変わり、

決めたのはまたしてもこの男。

 

江文

 

江文すごすぎないですか?後輩を

精神的に奮い立たせ、プレーでも

大活躍する。

 

「バケモンだな」

 

そらこもさんも、連載開始以降

最大の賛辞をおくりますわ。

 

そして江文はトライを決めたあと、

まっつぁんに向かって

さりげなく笑顔を見せました。

 

最高でした。

 

そんなことで、この試合はジンコーの

逆転勝ちで終わります。

 

破れた平塚も

中心の2人が凄くいいキャラしてたし、

ブレずにでもカッコよく去って

いったと思います。

異端な方法で、部に革命を起こして、

それを最後まで貫いたチーム。

 

まだ2回戦ですが、相手チームが

こういう風にしっかり描かれるのは、

この作品のいいところですね。

 

 

順調に前進するジンコーとライバル達だが・・

そこから、次の試合も接戦を制して、

相模に嶺蔭も順調に進む中、

慶常がまさかの敗戦・・なのかは

分かりませんが、少なくとも

かなり劣勢の状況。

 

ジンコーの試合が終わって、

慶常の面々と入れ替わりで

グラウンドをあとにするのですが、

このシーン、なんか悲壮感漂う

雰囲気というか、いつもの慶常では

全然ないし、何が起こってこうなったのか

気になって仕方ないです。

 

 

まとめ

久々に登場した祇園ですが、ちょうど

いい感じの活躍でしたね。

 

出ていきなりトライ決めてとかではなくて、

これまで教えられたこと、やってきたことを

しっかりこなして、チームに流れを呼び戻す

という演出が良かったです。

 

平塚戦の勝利後に、父兄の方々と集まる

シーンがあるのですが、

ここでの親同士の語り合いが面白かったです。

母親の目からみた、家でのキャプテンとか

石清水のエピソードが聞けます。

 

まっつぁんも完全復活してそのまま活躍が

続いていますし、

(逆に大原野が薄くなってるけど)

ジンコーは全てが上手く行き始めてる状態。

 

逆に慶常が本当に分かりません。次の巻で

明らかになっていくのでしょうが、

テニプリでいえば、比嘉に完敗した

六角中みたいに、共に高めあった

ライバルが散るのは嫌ですね。

 

それから江文が神がかってますね。

この作品通して、辞めようとしていた

メンバーを結果的に引き止めたり、

個々の上昇志向を高めたり、

試合では毎試合のように活躍したり、

元日本代表のこもさんから

「ばけもの」呼ばわりですからね。

 

何ならアンダー世代の日本代表

江文編も描いていただけたら

嬉しいです(笑)

 

オマケ

たまたま観戦で知り合った別校選手と、

速攻マブダチになってる

 

賀茂さん、マジコミュ神。

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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