[ネタバレあり] 様子がおかしいアイドルと若者の声量の人間離れ「蟻の王 8巻」あらすじと感想

様子が変なアイドル

テレビ局に乱入し、ミハル達を無理やり

注目させるところまでは

狙い通りにいった亜久里一行。

 

入り乱れる、救急車から飛び出した

おっさん達とテレビ局の人間、

そして亜久里一味の混乱をよそに

 

ミハルが遂にその真価を発揮します。

しかし、その様子を見ていた静流が一言。

 

 

 

はい、

おかしすぎます。

 

静流が冷静で良かったと思います。

 

至近距離でかめはめ波か何かを食らったのか、

はたまた急に進化が始まったのかと思いきや

 

衝撃のシーンはここから一気に加速。

 

 

ウウウウ

 

 

 

 

からの

 

 

 

 

ためてためて・・・

 

 

 

憧れのライト、

数コマで即死。

 

照明を割るとか、もはや声量とかの世界

じゃなくて、超音波か何かだと

思うのですが・・。

 

この後、静流の部下が言うには

「日本人離れした声量」だそうですが、

 

どう考えても

 

「人間離れした声量」

 

ですよ。ところが業界人の方々には、まさかの

高評価だったようです。芸能界コワイ

 

まんまと売り込みに成功した亜久里たちは、

逃げ出すために静流を一時的に誘拐しますが、

 

 

誘拐されたのに、なんか楽しんでるし、

歌謡祭も内定気味。

 

無事脱出に成功した一行が戻ってくると

 

 

なんか子供が生まれてました。

 

このシーン、子供を取り上げてほしいと願う

オバチャンに対し霧男が、まぶしすぎて

殺してしまう・・とか言うのですが、

オバチャンが

 

 

つまり・・・・

 

「私を殺していいから、

 まずは取り上げろ」

 

「そして名前を

   付けろ」

 

と、かなりぶっ飛んだ要求をしてきてます。

 

こんな狂気じみてるところが

 

実にこの漫画の

登場人物らしく

 

て微笑ましいです。

 

 

 今度は三界家のバカンスに乱入

間に霧男のほっこりエピソードを

はさみつつ、舞台は三界家へ。

跡取りの星之助を失った輪一郎が、

預言者の預言を聞いた所によると、

日本はこのままだと滅び、均衡の

崩れた世界は、若い王たちの争いの

末に生き残るのは1人のみで、世界も

滅亡するそうです。

 

話が更に大きくなってきました。

 

それを知ってか知らずか(多分知らない)

亜久里達が、

 

 

今度は三界家の静養地に乱入。

こいつらいっつも乱入してんな。

 

そしていつもの、

とんでもない要求を突きつけて、

 

 

8巻は終了します。

 

 

 まとめ

亜久里達の動きがどんどん大胆になって

いきますが、当初は常に困惑していた

仲間たちもどんどん手慣れてきていて、

 

坂水は単純に実力が上がって、いい

タイミングで攻めたり守ったりと

今回は大活躍。

霧男も、三界へ乗り込む時のだいぶ

芝居がサマになってきてますし、

まとまってきてます。

 

それから回想になって出てくれば

出てくるほど、鬼三郎という人物が

魅力的になっていって面白いです。

今巻では娘の身代金5億円誘拐で、

本人自らキャッシュ30億円

背負って現れますし。

 

次巻、そんな鬼三郎の血を一番受け

継いでそうな亜久里がどうやって

三界を説得するか、見ものです。

 

オマケ

 

今回の途中で、ヤクザの遺体の処分の仕方が、

4ページに渡って丁寧に解説されるという

 

全くいらないレクチャー

 

が展開されているので

死体の処分に困った方は

是非参考にしてみてください。

 

日本の全てを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだその瞬間、鬼三郎の隠し子である田舎ヤンキー・亜久里四郎の生活は一変!ナイフやボーガン、日本刀に拳銃と何でもアリのサバイバルバトルに巻き込まれて…!?最強ヤンキーVS国家権力! 前代未聞どころではないバイオレンスがここにある!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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