[ネタバレあり] アジアカップ開幕!明らかになる持田と花森の誓い「GIANT KILLING ジャイアントキリング 48巻」あらすじと感想

 

 大事な初戦

ウジウジモードからようやく

解き放たれた椿ですが、今回は

ベンチぐらしでしたね。

 

日本代表、初戦のクウェート戦

海外組は、ニセ長友城島以外

全員ベンチ。

 

負けたらスポーツ紙とセルジオに

めっちゃ叩かれるパターンですが、

ブランのプランは見事に大的中。

 

海外組の危機感も煽って結果を

出させ、4-0の最高のスタートです。

 

現実の代表も、初戦でこれだけのスタート

切れたらどれだけ安心して見られるか(笑)

次のアジアカップ初戦も、勝てる相手の

はずですが、苦戦しそうな気しかしません。

 

と、現実の事は置いておき、エース花森は、

最後まで出してもらえなかったことで、

内心多少の動揺と試合への渇望を見せ

ますが、そんな花森の気持ちを察したのは

同じ海外組の桐生でも、

不自然きわまりない関西弁のアレックでも

なく、まさかの椿

 

調整の紅白戦で、わざとキツイパスを

出して目を覚まさせます。

このシーン、何気に今回のアジアカップ編に

おいて、重要な引き金的なシーンなん

じゃないかと思います。

 

 

 持田との約束

 

2戦目も、椿はベンチスタート。逆に

花森は当然のようにスタメン復帰。

試合は、ドン引きした相手をひたすら

日本が攻めてもなかなかこじ開けられず、

時々パスミスを拾われてカウンター食らう。

という

 

現実のアジアカップやW杯予選で

よく見る展開

 

とはならずに、花森の個人技からの

オウン誘発で日本が開始10分で先制。

 

逆に日本先制で、引いていた相手が

前掛かりになるという展開。

 

 

あくまでイメージですが、確かに

早すぎる先制点の試合って

さすがに先制した方が勝つ率は

高いと思いますが、

ゴールラッシュか?と思いきや

意外とそのあと点が入らなくなるって

結構見る気がします。

 

そんなこんなで、更に自分へ

プレッシャーをかける花森が

回想シーンに。

 

以前にも持田と花森の関係に関しては、

説明も回想もありましたが、持田の

意外な野望が、明らかになります。

 

 

ここは、正直ずっと嫌いだった持田への

自分の評価が変わった瞬間だったかな

と思います。

エゴイスト持田が一番に掲げていたのは、

個人目標じゃなくて、日本代表を

強豪に引き上げることだったんですね。

それも花森と自分を中心に。

 

そんな言葉が刺さっていたのか、知らずか、

花森が異常に代表を背負おうとしていた

のは、この事が理由なのかもしれませんね。

次巻ではそこにもうちょっと深く

踏み込みそうです。

 

 

 まとめ

今回は

 

花森と椿

そして

持田と花森

 

この2つに尽きますね。

ライバルとしては見てないけど、花森の

実力を高く買っていた持田と言葉が少な

すぎて、何考えてるか分からない花森。

 

そして大外から、花森を理解出来る

存在になるかもしれない椿。

 

今の代表の花森を、良くも悪くも作った

持田が負傷して、代わりに入ってきた椿が、

新しい面を出させる展開を想像すると、

かなり面白くなってきます。

 

おそらく今後の代表でのストーリー展開も、

この二人を中心に描かれていきそうなので、

他の人達はモブとして見ていこうと思います。

椿の出場と活躍が楽しみです。

夏木の活躍はあまり期待してません。

 

オマケ

 

 

 

もうこの人、ETU専属の解説員で

いいんじゃない?

てくらいこの佇まいがしっくり来るように

なってきたドリさんでした。

 

本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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