[ネタバレあり] え、完結?暴走列車は空の彼方へ「グラシュロス 5巻(完)」あらすじと感想

 

前の巻では、シュラヴァに再会したものの、

グラシュを殺すことしか頭にないアクウは、

シュリがさらわれている事も気にかけず、

集落カンパクス・エンゲンを統治する

サダム・アッサシにグラシュの

情報を得るためにワンパン決めたのでした。

自分で書いてても意味がわかりませんハイ。

 

 白い暴君へ

瞬殺されたサダム・アッサシは、

アクウに自分の知るグラシュの

情報を話すために、

友好談話家(ハナスハウス)へ。

 

 

なんだこれ。

 

 

ていうかこいつら、思いの外お互いに

年齢近い!

 

ということでまだ懲りてない作者は、

あからさまな番組ネタを

放り込んできますが、

 

 

 

 

毎コマ毎コマ、左上しつこい!

 

なんやかんやで気付けば、少年時代の目に

戻っているアクウは、サダムから聞いた

グラシュの手がかりの地「白い暴君」へ

向かうことに。シュリとシュラヴァに

戻る約束をし、イーピンと共に

旅立ちますが、訪れた先々で、

怪物から人々を助けてわ進むという、

ドラクエみたいなストーリーが

編集でほぼカットされながら進行。

 

そして遂に白い暴君に。

 

途中でイーピンは置いていき、

1人で登頂に挑んだアクウですが、

雪山に挑むような格好ではないので、

当然遭難。

しかし、命からがら遂に望んでいた

グラシュと対面。

 

 

 グラシュ・ロス

やっと出会えたものの、瀕死の

アクウは、グラシュと共に死のうと

雪崩を起こしますが、本体は生還。

しかし、アクウもミニグラシュの

腹の中で雪崩を回避し、食事も

得るという、エイリアンみたいな

戦法で生還。

肉食っただけで全回復という、

麦わらの海賊みたいなアクウですが、

 

一度置いていかれたイーピンが、

シュラヴァ達を引き連れて合流。

 

 

 

 

打ち切りに向けた露骨なページ稼ぎ

披露しますが、彼らはほぼ蚊帳の外。

 

何故アクウが脱いだのかはサッパリ

分かりませんが、ここから遂に最終決戦、

 

途中解説陣による、よく分からないネタを

はさみますが、1巻以来のまともで

壮絶なバトルが展開。

 

ここは素直に迫力がありましたね。

 

大怪我をしながらも遂にグラシュを

討ち取る事に成功したアクウ。

待っていたのは、

 

幸せなキスをして終了・・・ではなく、

 

 

最低なシモネタ

でした。

 

ここで再び、現代に話が戻りますが、

そこにはドラえもん並に、あからさまな

主要人物たちの子孫達の姿。

しかし、その中にシュリとアクウの

子孫らしき人物はいません。

 

また原始時代に話は戻り、出産間近の

シュリとアクウ。別描写では、親を

アクウに殺されたグラシュの子供が。

 

 

この対比が続く中、アクウの子供が

生まれた瞬間、別の地ではグラシュが

復讐に燃えているというシーンで完結。

 

 

 まとめ

 

いやーなんとか完結したって

感じですね。

ルビやパロディなど歯止めの

効かない暴走が続く中、主題は

何故か順調に進んでいくという

異様な世界観のまま最後まで。

 

最期はかなり含みを持たせた

終わり方でしたが、

 

まぁ続きが描かれること

はないでしょう。

 

途中小ネタはねじ込んできたものの、

グラシュとのバトルは良かったですね。

他が酷すぎて余計映えて見えた説は

否定しませんが。

 

 

最終巻に来て、ルビネタはさすがに

自粛したのか、作者が飽きたのか

定かではありませんが、ここで

引っ込めたのも英断だと思います。

アクションシーンは、神さまの

言うとおり時代から良かっただけに、

通してそこを十分に生かせなかった

のは残念です。

 

最終巻ですが特にあとがき等も

ないため、これまでの意図を知る

術もまたありませんが、この2人が

再びコンビを組んで漫画を描く時は、

一応注目しておきたいです。

 

 

累計555万部『神さまの言うとおり』金城宗幸×藤村緋二が再びタッグを組んだ!舞台は今日より遥か30000年前。原始時代を生きた人間(クロマニョン)を紡ぐ物語!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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