[ネタバレ]VS大阪快苑!同期との因縁膨らむ中、印象的な唐松の言葉「なきぼくろ/バトルスタディーズ 17巻」あらすじと感想

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 針生劇場、閉幕・・

やる事なす事すべてが上手くいく、満大付属の針生。

序盤からそれに翻弄され続ける狩野。

今回決着です。

前巻で、わざと塁を飛び出し、駆け引きを始めた狩野たちでしたが、

勝負をかけたホームへの走塁に対し、またしても針生が現れ、バックホーム。

タイミングは明らかにアウトになりそうなタイミングでしたが、

針生の送球は、

えぇ・・(困惑)

バウンドして跳ねるどころか、ホップとかいうレベルじゃない

曲がり方をして、そのままキャッチャー直撃。

許斐剛先生が監修したのかな?

そんなテニスコートでしか起きなそうな超常現象によって、

まず信楽が生還。1-0

続いて、狩野がサードを狙いますが、

ここはイレギュラーバウンドで、再び相手選手を直撃。

狩野はそのままホームへ走りますが、今度は狩野に直撃。

するも、狩野はダウンせず、なんとかホームに手が届き、2-0

自身の送球がきっかけで、2点とられ、遂に針生劇場が閉幕します。

そのまま試合は9回裏。

2アウトまでいき、普通に投げれば終了というところで、

ピッチャー天津が暴走。

針生を倒せれば後はどうでもいいと、わざとデッドボール当てて

針生まで打席をまわしてしまいます。

唐突に語りだす自分のエピソードといい、天津ってこんなヤバい奴

でしたっけ?

しかしこの勝負、軍配が上がったのは、天津でもなく針生でもなく

正捕手・楠。

天津の暴走も、針生、そして満大付属の意図も読み切り、

針生と最後まで勝負するまでもなく、飛び出したランナーを指して

ジ・エンド。

意外と気持ちに左右されやすい狩野や、その他のDLメンバーと比べても

楠の存在は非常に大きそうです。

DLは見事に決勝進出を決め、その相手は、予想通りの大阪快苑です。

 大将 男にするぞ

決勝までの期間、それぞれ相手のデータも調べつつ、練習に励みます。

準決勝の結果と狩野の活躍は、新聞の1面を通して母に伝わります。

ここで幼少期の狩野と母の回想が入り、貧乏でバッティングセンターに

行かせて貰えなかった代わりに、母が自分で考えて工夫して作った野球ボールを

息子に与えるエピソードが。

ここでは、狩野の素直さと、金は無いけど、息子のためにあくまでポジティブに

手助けしようとする母の絆が描かれていて、回想から戻った母の言葉は結構涙腺にきます。

場面は再び寮に戻り、3年から決勝前のスピーチを依頼される狩野。

明日に向けた抱負を語るのかと思いきや、彼が話したのは

先輩への感謝。

5ページに渡る彼の話は、若干持ち上げすぎ感はあるものの、

彼らしい言葉も交えつつ、最後は先輩への素直な気持ち。

まぁ急にこんなん言われたら、奮い立ちますわというスピーチ。

そんな夜も明けて、いよいよ決勝戦。

フィーチャーされるのは、快苑の捕手・万年と、1番・唐松。

二人とも、狩野やDLの2年達と面識があり、特に万年は、選抜では

狩野に次ぐ2番手捕手で、高校の進路が決まる前に彼に言われた言葉で、因縁あり。

唐松も、元々は花本を目標にしていた選手で、2年生の色んな思いが

渦巻く試合になりました。

試合自体は、狩野の言葉に取り憑かれている万年は、ここでも狩野に

上をいかれて先制ホームランで1-0

しかしすぐに、その万年の長打もあり、快苑が逆転して1-3

まだ試合は2回を終えたところです。

 まとめ

準決勝では、試合途中も、終盤にどこかのテニス漫画みたいになったり、

この漫画どうなるかと正直思いましたが、かなり持ち直してきたと思います。

狩野の過去や、万年の狩野との関係、ベンチ入り出来なかった2年たちの思い。

面白いテーマが沢山出てきてます。

特に、中学時代にお互いを知ってるからこそ出てくる、唐松と狩野の会話は

良かったですね。

特に印象的だったのが

追いかけてた花本が、戦うどころかベンチにも入っていなかったり、

中学時代無名で自分も知らなかった都築が、

レギュラーになっていたりを見た唐松の一言、

「レースは一生続くんやろな・・」

という言葉。

そういう場に身をおいて、ずっとやっていくと決めた男だからこそ、

そして中学ですでにてっぺんに近い位置にいたからこそ

出る言葉なんだと思います。

今後の展開としては、やはり万年と狩野の戦いがどうなるか、

伏線的に、万年が狩野の呪縛から解き放たれそうですが、それだと

イコールDLの敗退に繋がりそうな気がします。先輩への感謝のスピーチも

母の回想も、甲子園出場決定後でも良さそうですしね。

いずれにせよ、今回ベンチ入り逃した2年勢には活躍してもらいたいです。

序盤の地獄の日々を見てきているだけに、このまま終わってほしくないですね。

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