[おすすめ漫画]全てを失った起業家が、明治時代でアンパンの生みの親と起業!「アンパンメン -明治起業家譚-」あらすじと感想

アンパンメンは、マンガアプリ「マンガZERO」における

青年誌レーベル「ジヘン」で連載の作品です。

作者の内田麻美先生は、他には、熊本日日新聞にて「働くって?」という

連載を持たれているそうです。

SNSでは、facebookで日頃の活動などを更新されています。

 明治へタイムスリップ!

近年の異世界転生ブームの中で、意外と少ない

過去の日本へのタイムスリップものです。

そして時代は明治時代!

戦国時代と並んで漫画の舞台に

なりやすい(というか人気のある)

時代です。

そして肝心の主人公ですが、

これはやや異色です。

転生ものって、男主人公の場合、

従順ゆえに過労死したり、

真面目だったり、まっすぐ

だったりと主人公らしい性格の

人が多いです。

ところが、この主人公

相川コウジ は 、

頭脳明晰で、大手企業に入社する

実力はあるものの、

立ち上げたベンチャー企業では、

上手くいかず部下にも愛想を

つかされ、取引先にも経営者失格の

烙印を押されてしまうという、

どん底にいながら、自身の

欠点や現状と向き合おうとしない

面を持っている男です。

一言で言って

性格悪いです。

何故そんな男が主人公なのか。

大抵、タイムスリップもの

転生ものって主人公が周りを

変えていくものです。

分かりやすい例だと、ドラマでも

大ヒットした「JIN」など。

ですが、この作品は

主人公が明治の人達に

よって成長させられる

話なのです。

彼が最初に出会うのが、

木村安兵衛という男

なのですが、明治をたくましく

生きたこの男を中心に、

彼らの生き方を受けて、

主人公が変わっていくところが

描かれていく作品なのです。

 他の作品で見ない実在人物たち

再度の比較であれですが、

JINは、幕末の有名人総登場な

豪華さで、尚且医療ものなので、

医療分野の人物たちが多数登場

します。

それと比較すれば、アンパンメン

他の作品ではあまり聞かない明治の

起業家たちが登場してきます。

まず前述した木村安兵衛自身、

この作品のタイトルに大きく関わる

実在の実業家です。

それだけでなく、1巻だけでも

他にも実在の起業家が登場

するので、これまでの明治舞台の

作品とは違った視点で、日本を

見ていくことが出来るかもしれ

ません。

勿論、幕末→明治の作品で

ほぼ100%登場する、

咸臨丸や無血開城のあの有名人

たちも出てきます。

 まとめ

表紙と説明文だけで選んで買った

作品ですが、

いい意味で期待を裏切られた

と思います。

主人公は最初性格悪いし、

思いの外ガッツリ実在の

人物と絡むしで、歴史好き

としても、今後の展開、

登場してくるキャラに

関しても楽しみが多いです。

それから木村安兵衛が、

どういう環境で、

どうやって今も続くあの店

創業したのか、

この点も興味津々です。

タイトルと表紙的にも

グルメ漫画な雰囲気が

出ていて、グルメ漫画的

描写もちゃんと登場しますが、

それだけでなく、人間ドラマも

ちゃんと展開されている印象。

最後に

内田先生は、巻末で担当からの

「どういう漫画が描きたい」

という質問に

「パンの漫画!」

と即答されているように、

パンへの情熱が凄い方なので、

作者の、酒への情熱が

凄かった結果大成功した

「ワカコ酒」のように

パン作りが本格化していく

中でどんどんおもしろく

なっていくことが

期待出来ると思います。

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