[ネタバレあり] 全国開幕!下平のサイコ化が止まらない「ハリガネサービスACE 2巻」感想

 

 あらすじ

全国大会編に入り、豊瀬高校は

ブロッカーとして期待できる

成宮が加入。無双が止まらない

下平は、気弱で優しい普段と

違い、試合中はすっかり無慈悲

サイコ野郎に。

 

共に全国進出した駿天堂との

練習試合でも、羽座川の代わりで

出場した小森が、自分の持ち味を

発揮して奮闘している姿を見て、

仲間は彼を称賛する中、下平は

 

「おーぎ君ほど

じゃないよね?」

 

と口元だけ笑顔で全否定。

更に小森のリベロの弱点を

見抜き、集中砲火。

仲間もドン引きする中、

心をへし折って交代に追い込む

という、今まで主人公キャラで

見たこと無いような悪魔の所業。

というよりやってること、決勝の

時の鴛淵と変わりません。

 

今回の練習試合は成宮の

デビュー戦にもなり、相手は

去年の全国優勝なのに、

得点も決めるなど、超即戦力ぶり

を発揮。全国本戦に期待の持てる

試合となりました。

 

試合中はあんなにサイコだったのに

合宿での練習後、大会前日下平は、

最近影が薄くなってきていた

同級生マネージャーの羽柴さんに

対して、昔のようなひたむきに

頑張ってた頃と同じ姿で全国での

健闘を誓います。

 

翌日、いよいよ全国大会が開幕。

豊瀬は、女の子に暴力寸前な

いかにもな選手をサーブで止める

という、青学の柱の人みたいな

ことをしただけで特にトラブルもなく

初戦の虚蔵山商業戦へ。

 

この高校、部活ものにありがちな

「ヒール校」な感じで、

練習中の鴫澤さんのお尻を

6人体制でのぞき見に来るという

盛りのついたサルのような、

アグレッシブさを見せます。

 

しかしこのサルたち、

根性と攻撃センスは確かな

ようで、大船のスパイクも

顔面で受けたり、とにかく

気合入ってます。

 

そこを逆手にとったのが金田。

彼らの負けん気を使ってわざと挑発

し、ヘイトとボールを自分に集める

というゲームの優秀な防御役のような

働きを見せます。

 

そうして使ったチャンスを下平に

集め、いよいよ下平のサービスタイム

が始まって行こうというところで

2巻終了。

 

 

 

 感想

下平の豹変ぶりがとにかく

ヤバイです。羽座川が目覚め

させてしまったサイコ下平は、

すっかりそれが平常モードに

なり、今回もひたすら相手を

言葉とサーブで攻めまくり。

 

どこかで自分より強い相手に

出会い、我に帰る時が来るとは

思いますが、今のところは

ひたすら下平無双が続いてます。

 

これはこれで面白いですが、

ずっと涼しい顔で相手を煽る

下平も程々にして、コート外では

見せてるいつもの姿もコート内で

みたいですね。

 

それと羽柴さん。鴫澤さんが

コーチとして入るため、常に

観客席枠ですが、

チアリーティング以外にも

彼女が直接試合に貢献する

場面がみたいです。

 

同じバレー漫画である

ハイキュー!!も、谷地さん

という、ほぼ同じ境遇の子が

いますが、二人共好きなキャラ

なので、共にまた陽が当たって

ほしいものです。

 

19巻のこの顔が好きすぎる

 

 

見た目すら似てる2人

 

 

 今後

おそらく虚蔵山戦はあっさり

決着付くでしょう。

レシーブ練習しません宣言

がトリガーとなり、

ボコボコに撃ち込まれることに

なると思います。

なので問題は2回戦以降。

成宮の活躍もそれ以降で

しょうし、彼の活躍を出す

タイミングで、同時に下平の

自信を1回落とすか、それとも

2回戦は軽く通過させるか。

見る限り、2回戦で当たる可能性の

ある高校は両方共校名も割と

普通ですし、多分

軽く通過する気がします。

 

なので、3回戦以降に勝負時が

来ると思います。

 

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下平たち豊瀬高校が駿天堂学院の10連覇を阻んだインターハイ東京予選決勝戦は、全ての黎明にすぎなかった…。さらなる猛者たちが集う全国の舞台へ、豊瀬高校が挑む新シリーズ!!

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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