[ネタバレあり] 次のステップへ意外な男の言葉で揺れる椿「GIANT KILLING ジャイアントキリング 52巻」あらすじと感想

あらすじ

アジアカップUAE戦は

同点のまま終盤へ。

大事な大事なコーナーキックの

場面、敵にクリアされカウンターを

浴びますが、城島がこれをクリアし

もう一度前線へ。エリア内で受けた

花森が最後にパスを出したのは、

椿。

右足を振り抜いた一撃はゴール隅へ

突き刺さり、値千金の代表初ゴール

UAEも最後の攻撃に出ますが、最後の

チャンスも、花森が自らディフェンス

に戻りクリアし決着。

椿のアシストと劇的ゴールで日本が

勝利するという出来すぎな結果に。

 

当然、客観的に見たら、20歳の

途中出場選手が両方の得点に絡み、

日本をベスト4に導くという結果は

各方面に大きなインパクトを与えます。

 

当然日本のサッカーファンは、ニュー

スターに湧き、ETUスタッフは歓喜、

ETUメンバーは後輩の活躍に奮起し、

そして世界のスカウトは彼に興味を

持つ。この1試合で色々なことが

動き始めます。

 

椿は慣れないながら、MOMインタビュー

で、支えてくれた人達への感謝を述べ

ます。

 

それから、ETUの事務所には、実際に

海外クラブからの所謂「身分照会」の

段階です。

そして時を同じく、椿自身にはUAEで

朝のウォーキング中に韓国代表でエースの

チョウ・ジョンミンに、自分のプレーを見て

当たり前のように目指してるヨーロッパの

リーグを聞かれます。ほとんど海外を意識

していなかった椿は、窪田も海外志向が

強いこともあり、この時から少し海外を

意識するようになります。

 

話は代表に戻り、次の対戦相手は

オーストラリア

まだ強かった頃です。

そしてこのオーストラリアには

千葉にいた軍曹マクレガーが。

日本も高さ対策をしていますが、

かなり厄介な相手になりそうです。

 

 

感想

とうとう椿がA代表でも主力に

なってきました。

もうちょい五輪代表で積み上げて

いくかと思いましたが、次の豪州

でもスタメンですし、すっかり

目線は海外に向いてきています。

 

もうすっかり代表の仲間は海外組勢

含めてこの漫画に馴染んできました。

1番絡んだ花森との対戦は今後ないと

思いますが、ETUに戻ってからの

代表勢との対戦は楽しみですね。

今度は五輪勢以上に主力中の主力

ですし。

 

地味に緑川が復帰調整していたり

ETUも雰囲気良さそうですが、

いかんせん椿編が長くて空気なので

まだ先になりそうです。

椿のプレー面じゃなくて精神面の

成長は見てて嬉しいからいいですけどね。

 

椿の一挙手一投足に一喜一憂しっぱなしの

お母さんみたいな有里ちゃんが面白い巻でした。

 

 

今後の予想

次巻はおそらく最初から最後まで

オーストラリア戦。そして次巻で

終わらず少なくとも54巻まで

いくでしょう。さすがに2試合

続けて椿大活躍にはしないだろう

から、今回は1-0とかの接戦か

PKまでいってとかになると

予想しています。なんやかんやで

現実のリアルタイムに近い各国

代表事情も毎回絡めているので、

衰退したオーストラリア代表に

関しても、何かしら入れてくる

でしょう。

 

ソン・フンミンとパク・チソンを足して

2で割ったような経歴と特徴の男が

いい感じに椿に刺激を与えてくれましたが、

おそらく決勝か3決で韓国と当たる展開を

考えてるのだと思います。

 

いずれにせよ53巻は、オーストラリアの

高さと強さに苦しめられる展開になるのは

ほぼ間違いないかなと思います。

 

本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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