[ネタバレあり] 立ちはだかる鴎台の壁!星海の強さの秘密「ハイキュー!! 39巻」あらすじと感想

あらすじ

始まった鴎台との試合、

日向と鳥海が1点ずつ獲り、

小さな巨人対決開戦かと思われ

ましたが、序盤のメインは、

ブロッカーの戦い。

鴎台はこれまでとは違った、

相手やローテに合わせてシフト

するブロックフォーメーションを

使ってくる上に、月島曰く、全員が

伊達工の青根という反則ブロック。

 

そしてブロックが弾き始めると、

攻撃も輝きだし、星海が本領発揮。

実は彼は日向のように跳躍力や

スピードなどアタック面が強い

だけでなく、トスやサーブも一流。

ブロックと星海の攻撃を止められ

ないまま、あっという間に0-1。

 

またしてもいきなり窮地の烏野は、

烏養が冷静に1セットを分析し伝え

ローテーションをイジリます。

このローテは、日向と相手のブロック

2強が正面衝突という構図です。

2セット目序盤から日向がブロードを

多用し、鴎台ブロックを翻弄。

一方で鴎台は烏野にブロックを

常に合わせながらサーブ&ブロック。

烏野は食らいついていきますが、

東峰が集中狙いされ上手くいかず。

本人はそこまでダメージを受けて

ないようですが、1年トリオは

躍動しています。

 

 

感想

まず星海の生い立ちというか

強い理由が凄く好きです。

日向同様、ちびっ子ですが、

彼の場合、家族の男全員がかなり

デカく1人だけ落ちこぼれ状態。

でも母親の助言もあって、

彼は「自分が弱いことを誰よりも

早く知っていた」と言います

 

小→中→高校とカテゴリが上がる

に連れてだったり、地方→全国→

全国上位とレベルが上がっていく

中で強いものと戦って、自分の弱さ

を学んで差を埋めるために練習して

いくのが普通です。

ですが、星海は最初から誰よりも

小さかったから、何をするべきか

誰よりも学ぶことが出来た

だから彼は身長以外のバレーに

必要な要素は全部を必死に伸ばし

こなせるようになっている

ということです。

 

この作品は、敵でも味方でも、

何かしらのコンプレックスや弱さ

を昔持っていた選手ほど魅力的な

選手に仕上がってるのが面白いです。

 

今回のポイントはほとんど星海に

集中していたと言っても過言では

なかったかなと思います。

 

木下がひっそりとまたしても

ピンチサーバー失敗してたりとか、

青根が日向のブロードを嬉しそうに

喋りながら見てるとか、

小さな巨人がこのまま本気で一般人

で終わりそうな雰囲気だとか、

大小関係なくであれば色々ポイント

はありました。

毎回書いてる気がしますが、

相変わらず相手の中心選手を

魅力引き出す、引き出しがなくなる

気配のしない作品です。

 

 

今後の予想

1セット目を取られたこと、

東峰がズタボロな意味深な

感じで終わったものの、精神的

ダメージがあまりなさそうなこと、

日向を成長させる糧感が強いこと

から、鴎台には勝つと思います。

 

ただどういう形になるか、

東峰が覚醒するか、東峰が1年達を

活躍させるための犠牲に徹するか

のどっちかはあると思います。

 

あと願望ですが、

そろそろ木下にも活躍を・・

 

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

 

←38巻感想へ 40巻感想へ→

 

ハイキュー!!感想一覧おすすめスポーツ漫画一覧

コメント

ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

りかるどをフォローする