あらすじ
友人・ケンチョと合流した
アキラは、コツコツと100リストを
クリア。拠点が安定しても、今度は
大型テレビを求めてまた街中へ。
ゾンビや暴走トラックを避けながら
入った地下街で男1人と女性3人の
集団に遭遇しますが、ここでも社畜
から開放されたアキラのぶっ飛び思考が
発揮されます。
アキラとケンチョが合流したことで、
男3人、女3人になったのを見て
「この状況って・・
コンパっぽくね?」
完全に頭おかしいです。しかし
彼のリストにあった「CAさんとの
合コン」は達成です。
さらに、外にはゾンビの群れ、
当然みんな意気消沈しているんですが
それを見てアキラは
「明らかに盛り上がってない・・」
そりゃそうだろ
こんな追い込まれた状況で合コンして
盛り上がるわけないだろと。
と思いきやケンチョは
女の子1人と2人で盛り上がってました。
さすがにアキラの親友だけあって、彼並に
感覚がぶっ飛んでます。
結局色々あって、アキラは女の子と
仲良くなりますが、1人ずつゾンビ化
していったCA達を振り切って、何とか
ケンチョと2人で脱出しました。
仲良くなった子との会話で、自分の
小さい頃の夢を思い出したアキラは
「正義の味方」になることを決意。
次に水族館へ向かった2人は
そこで1巻の意識高い女子に再会。
他にいた生存者との集団行動に
ありがちな、自分だけ助かればいい
精神の被害にあって女の子はピンチを
迎えますが、水族館の水槽に入る
お兄さん達がよく着てるスーツを装着
したアキラの助けで、ゾンビ化した
サメ、というか正確にはゾンビ化した
人間を食べてゾンビ化したサメっていう
アサイラムのサメ映画よりややこしい状態ですが、
これを無事撃退。
女の子ミカヅキシズカとLINEの交換を済ませた
2人は、アキラの故郷、グンマーへと
旅立ちます。
感想
2巻も1巻の良かったノリが継続で
良かったです。
特に合コンのシーンは、明らかに
ズレているのに何故かみんなその
ノリに巻き込まれていくという展開が
この作品独特で面白いです。
CAの女の子とのシーンが最後まで
シリアスでいったのは予想外でしたが、
あそこまで通したのでヒーロー路線は
継続されるのでしょうか。
ゾンビでヒーローって聞くと、とある
実写化もされた作品を思い浮かべますが
そこがメインのバトル漫画にはならずに
いってほしいです。
リストに完了線を入れていたので、終わりの
可能性もありそうですが。
幸い、次回は実家に帰るという、一気に
舞台変更になりそうなので、適度に人々を
救いつつ、社畜から開放された何も怖くない
路線は継続してほしいです。
でもバトルシーンも含めて、描写や
サメの姿は上手いですね。
サメを怖く描けているだけで、世の中の
半数以上のサメ映画より上だと思ってますが
迫力や臨場感、その間にギャグを挟むのも
上手く出来ているし、描写の上手さと
主人公の緩さのギャップが今後も見られる
と楽しいなと思います。
今後の予想
舞台は大都会から野生王国グンマーへ。
もう漢字で書くことすらしてないところ
からも、群馬はグンマーネタをベースにした
とんでもない状況になっていると予想します。
それから本編とは全く関係ないですが、
この作品と同じく、棺おけリストをテーマに
している映画、
最高の人生の見つけ方の日本版が、
3巻の発売予定の10月に公開されるので、
何らかの形でそこを絡めた宣伝やアピールは
していきそうな気がしています。
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