感想
ステキな終わり方でした！
正直食殺事件解決まで通しで放送する
と思っていたので、二期決定に驚きも
嬉しさもなく、むしろ予想外だったと
いうところが本音ですが、
ジャックと２人で歩いているという
場面で本編が終わるってのが最高ですね。
原作はハルちゃんへの告白からそのまま
すぐ新章に入っていくので、このへんは
全部オリジナルですけど、原作愛の感じ
られるシーンばかりでした。
レゴムの友達もプロ意識に目覚めてましたね。
あとひとつ今回で言えば、アニメーション的に
原作の表情の豊かさが失われてしまっている
ことで、レゴシやハルちゃんが見た目の可愛さ
が少し下がっているように感じますが、逆に
ジュノが原作以上に可愛くなっているという
のが面白かったです。今回に限ったことでは
ないですが、割と男前な性格のハルちゃんと
比べても、女の子女の子してるジュノの方が
このアニメ手法にハマってるのかも知れません。
ジュノはこれから更に違う面が出てきて
更に魅力的になっていくので楽しみです。
最新刊のジュノとか最高なんですけどね。
いつかそこまでアニメ化する日が来ると願って
ます。海洋勢の言語もどう表現されるのか
興味ありますし。
そしてレゴハルでいえば、告白のシーンで、
レゴシが「強くなる」と言って手を握ろうと
していたのを「まだ」握らないと上げた手を
下げたハルちゃんという、細かい所作も
しっかり描かれていて良かったです。
この場面、序盤はギャグ要素が多くて、
かなりデフォルメ画になったりして、そこから
一気にシリアスに切り替わるのですが、
その変化を声だけで演じきった２人は凄い。
総じて今期は、原作愛が非常に強い内容で、
終始大満足でした。
違いを感想と共に描いてきましたが、違いの
ほとんどは原作の場面をより良くするための
変化だったし、動きのある戦闘シーンや、
特に演劇のシーンの迫力は期待以上でした。
音楽も、今回は流れなかったのが残念だった
ジュノのテーマを筆頭に、おしゃれなOPに
毎回変わるEDも含めて最高です。
カットされた場面も本当少なかったですし、
原作ファンとしてこれだけ文句のつけどころの
少ない作品も珍しいです。
間が空いてしまうのは非常に残念ですが、
続きは同じ熱量でまたやっていただきたいです。
原作との違い
まず良かった改変ですが、
化粧をしたジュノが可愛かったです。
原作のジュノは正直
タヌキ？
かと思うような、カラーで描けない故の
黒塗りに見えるメイクが不気味でしたが、
うん、可愛いですね。
ジュノはアニメビースタに愛されている。
あとレゴシが階段でハルちゃんを追いかける
シーン、やっぱり原作と比べて表情が豊かでは
ないんですが、その分声の演技力でカバーしてる
のはさすがでした。
↑のレゴシの間抜け面を、声の方で演じきった
小林さんに拍手です。
やっぱりコミカルさでは原作の方が上なので
声優さんの力次第になってきます。
そして違いというか、今回でいったん話が
切れるので、二期の予告の一環として、
不穏なシーンが流れていました。
ここ主観視点で描かれているので、おそらく
犯人だと思わせるのですが、
ポイントは３つ。
まずはゴミ箱に捨てられた、何かの
錠剤の空シート。何かを常に服用している
人物のようです。
次に目線。歩いている生徒たちと比べると
かなり高い身長のようです。
最後にレゴシとの会話。
明らかに彼とは旧知の間柄。そして
レゴシと同じかそれ以上の上背です。
２期はこの辺り、特に錠剤がポイントに
なってくると思いますが、これだけでは
絶対特定できない良い仕組みになってる
と思います。
２期に期待すること
言ってしまえば、今期と同じ感じで
やってくれれば何も文句はありません。
今期のクォリティーであれば間違いなく
面白く仕上がります。
新しく出てくる勢では、ピナが特に
本気と冗談の境界線が分かりづらい
難しい役なので、彼の声をやる人には
頑張っていただきたいです。
あとは細かくいえば、レゴムみたいに
本編とは関係のないシナリオですが、
シイラのビーストブックのエピソード、
これはカットせずにやってほしいです。
いずれにしても、全てのクォリティーが
高かった今回のアニメ化、関わったスタッフ
の方々、声優さん達、巴留先生には
感謝しかないです。
大変素晴らしいものを見させて頂きました。
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