あらすじ
前回シシ組に認められたレゴシ。
ルイを巻き込んで、メロン捕獲に
向けて共闘を始めます。
ルイはルイで、肉食と一緒にいすぎて
草食といるよりシシ組たちと一緒に
いるほうが落ち着くという厄介な体に。
ここで８人まで減ったシシ組の紹介。
一行はコピ・ルアクのアジトへ。
すると意外に暖かく迎えてくれた
ジャコウネコのデシコは、自分の
うんこからコーヒー豆を分別するという
特殊すぎるプレー、ではなく作業を
してもらう代わりにメロンの情報を
提供するという話に。
一方でメロンは大学の講師をしていて
それがハルちゃんの大学だと判明。
もちろんハルちゃんと何もないわけもなく、
授業の課題に関しての相談をしていく中で
彼女の特殊性に興味を持ったメロンに
狙われ始めます。
その帰り、ハルちゃんはレゴシ宅へ。
ハルちゃんから他のオスの匂いを感じ
ながらも追求はせずに、一晩明かすと
そこには赤く染まった布団と自分の口が。
レゴシは無意識に自分がやってしまった
ことを察し、見る見る間に体毛が真っ白に
燃え尽きてしまいました。
泣きながら布団を抱いていると
ハル「いつまで寝てんだァ」
勘違いでした。
勘違いで真っ白になってしまった
レゴシですが、地獄のような気持ちを
味わって改めてハルちゃんに対する
想いを固めます。当然レゴシが何を
考えているのかさっぱり分からない
ハルちゃんはキョトン。
そしてレゴシはメロンの元へと襲撃を
かけ、一度は捕らえるものの、ウサギの
生徒を食べるまでは刑務所に入りたくない
と、ハルちゃんをターゲットに決めて逃走。
この時点で、レゴシはハルちゃんがメロンに
狙われていることも、メロンは狙っている
ウサギがレゴシの彼女であることも知りません。
途中、草食に見られることを生かして、
レゴシを加害者にして、彼を巻くことに成功。
レゴシは警察に追われてしまったため、
７０１号組にかくまってもらいに現れます。
感想
シシ組とレゴシが絡んでここまで
面白くなるとは予想外でした。
どっちもルイを慕ってるから、彼に
迷惑をかけたくないけど、ルイを
通さなければ仲良くないからすぐ
喧嘩になる。
でも、コーヒーを飲んで高ぶった時は、
ルイを餌として見ないために感情を沈める
ために殴り合うという可愛すぎる奴らです。
ルイもルイで、草食を夜をともに出来なく
なってしまうという致命的な状態なって
元部下に「俺を一晩中なぐさめろよ！」は
笑うしかないです。そんな上司見たことない。
本当どんどん情けなく可愛くなっていくルイは
面白いです。
１４４話冒頭の見開きでシシ組に囲まれて
なんかほっこりしてるルイは最高でした。
ひとつ今回気になったのは、前巻のあの
終わり方で今回はゴーシャが登場しません
でしたが、デシコの言う通り、コウモリ達に
敵意はなく一件落着となったのでしょうか。
大丈夫だとは思いますがちょっと気になります。
そしてまさかの寝取られ展開かよと一瞬
ビビりましたが、メロンが繋がってしまった
ことで、今後メロンとの戦いにおいてハルちゃんが
カギを握る流れになりそうです。
ヒロインが人質になる流れは、主人公が力を発揮し
づらくなったり、戦いに水を差しがちで正直あまり
好きではありませんが、シシ組との最初の戦いでも
あったし、その時は水を差す展開にならなかったので
今回も先生のシナリオに期待したいです。
先生なら、といえば、レゴシの毛が真っ白になって
しまう流れ、先生なら本気でやりかねないと思って
結構こわかったです。アニメのOPのラストも、
ルイの足を食べてるのを、ハルちゃんへミスリード
していると思っていますが、本当にそうなる可能性も
捨てきれないのが実情です。
最後に、レゴシが７０１に帰ってきたシーン、
イヌたちが全員尻尾振ってるのがあまりに
可愛すぎましたね。
今後の展開
まだメロンとの決着は先になるかな
と思います。
少しずつメロンの幼少期も明らかに
なってきていますし、１８巻で相当
決着に近づくとは思いますが、
予告を見る限りルイが活躍する回っぽい
ので、ここ数巻情けない部分ばかりが
先行したルイの久々のカッコいいシーンが
見られると期待しておきます。
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