[ネタバレあり] 圧倒的な強さの柱2人、冨岡義勇&胡蝶しのぶ「鬼滅の刃 5巻」あらすじと感想

あらすじ

 

父蜘蛛鬼と対峙した炭治郎と伊之助。

炭治郎は吹き飛ばされてしまい、

今度は伊之助VS父、吹き飛ばされた先で

最初に遭遇した息子に再び出くわし、

炭治郎VS息子で、それぞれ1VS1に。

一方もう動けない善逸は、もう少しで

蜘蛛化するところを、柱の1人である

胡蝶しのぶに救われます。

 

父蜘蛛と戦い善戦していた伊之助ですが、

脱皮して巨大化した父には勝て絶体絶命。

死の際、赤ん坊の頃の思い出が一瞬よぎり

ますが、既のところで冨岡義勇に救われます。

富岡は伊之助が圧倒された鬼を瞬殺。

 

そして炭治郎ですが、対峙した息子の鬼、

彼こそが十二鬼月の1人だと判明。

どうやら他の家族鬼は本当の家族で無く、

すべて彼が集めて家族の真似事をさせて

いた鬼たちだったようです。

 

炭治郎は、禰豆子を守るために命がけで

向かっていきますが、想定を超える強さに

死を予感、その瞬間走馬灯が見てその中で

父親を思い出します。

父親とともに彼が行っていた神楽、

ヒノカミ神楽を思い出した炭治郎はその

呼吸法を実践し状況を打開、同時に禰豆子も

覚醒し初めて血鬼術を使用。禰豆子特有の

血鬼術は「爆血」で、文字通り自身の血を爆発

させるものですが、これを使用したことで彼女

の血のついた鬼の糸が全て燃え上がり、更に

炭治郎の刀についた禰豆子の血も爆ぜて、

遂に鬼の首を斬ることに成功。

 

と思いきや実は咄嗟に自分で首を切って

生還していた鬼は、炭治郎を殺そうとしますが、

義勇が間に合い、これも瞬殺。

 

ここで鬼の過去が明らかになり、炭治郎は

鼓の鬼同様に、悲しみを感じ取り彼の最期を

看取ります。

義勇と口論になりますが、妹鬼を殺してきた

しのぶが合流し、すぐさま禰豆子を殺そうと

しますが、義勇が阻止。

柱同士が対立するという構図になって

しまいます。

 

 

感想

 

今回は重要な場面がてんこ盛りでした。

1つ目は伊之助の過去。

どうやら伊之助は赤ん坊の頃に事情が

あって母親に捨てられたようですが、

この真相は後にちゃんと回収されます。

 

2つ目は柱の強さ。伊之助が一方的に

痛めつけられた脱皮後の鬼も、十二鬼月も

無傷で瞬殺。しのぶは義勇ほどの見せ場は

ありませんでしたが、いきなりサイコっぷり

を発揮。

最初に遭遇した時には分からなかった義勇の

実力がここで明らかになりました。序盤すぎて

イマイチ強さが分からなかった仲間が実は

大物だったって展開はワクワクしますね。

ここも後に炭治郎と義勇が再び共闘する場面で

炭治郎の大成長っぷりとの対比にできるもの

だったと思います。

 

3つ目はやはりヒノカミ神楽。今まで何故か

あまり描写のなかった炭治郎の父の存在が

明らかになり、炭治郎と見た目は似てても

感じは似つかぬ、めっちゃ病弱そうな姿で

意外です。ただ、今回の戦いに応用できた

ヒノカミ神楽の呼吸を見るに、鬼との戦いで

父親は結構重要な人間だったのかもしれません。

日輪刀が黒くなった以外は、特別感の薄かった

炭治郎ですが、一気に血筋が気になる存在に

なりました。

 

今回の終わり方的に、禰豆子はどうしても問題に

なってきそうな感じ。そして原作で一気に人気に

火が付いた柱大集合が次の巻に来るので、

これは大注目です。

 

 

その他

 

 

やっぱり丸太って凄いわ(彼岸島並感)

 

 

 

時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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