[ネタバレあり] 学校の成り立ちが判明し広がる世界観「映像研に手を出すな! 5巻」感想

 

頼もしい百目鬼氏

 

百目鬼氏は、ほぼほぼ今回で映像研の一員に

なったと思って良いんじゃないでしょうか。

時計塔から、話自体も彼女がかなり中心に

なってきていますし、どんどん音響担当と

しても頼もしくなっていく。

正直最初はロボ研みたいに、この作品恒例の

一発登場の変人の一種かと思っていたので、

ここまで良い感じに絡んでくるようになる

とは想像してませんでした。

 

浅草氏との演出に関しての激論が、5巻の

ハイライトだったと思います。

今までイマイチピンと来てなかった演出

という役割のあり方と、重要性を知る

ことが出来たシーンでもあり、

「演出ってのは抵抗」

「意図の範囲でやりたいようにやる」

って言葉は面白かったですね。

 

 

学校のヒミツ

学校は実は軍用施設のあった場所

だったことで、浅草氏の妄想も、

この学校内での冒険も、より世界が

広がったように思います。

これだけの舞台が揃ってれば、

浅草氏も更に色々な設定を作って

いけそうだし、この漫画自体も、

まだまだ広がっていきそうです。

 

それから金森氏が相変わらず

獅子奮迅の暗躍ぶり。この人の

企画力や分析力、そして常に

冷え冷えに冷めきった冷静な

判断力は、ただただ感心します。

基本的に彼女がいれば何とか

まとまる安心感があります。

 

3,4巻と比べると水崎氏は

少し大人しかったかなと思い

ますが、また彼女がフィーチャー

される話はある気がします。

 

あとまだ映像研の仲間は増えて

いきそうな気もします。

アニメ制作には詳しくないので、

他にどういう重要な役割が

あるか分かりませんが、どうせ

また変人だと思うので楽しみです。

 

アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやか。ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ--想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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