VS童磨
前々巻でただ敗北したと思って
いたしのぶが、元々想定の範囲内
だったということで、彼女の迷い
なき犠牲心が炸裂して、童磨撃破の
主要因になりました。
カナエの死亡をしのぶを何とも出来ず
カナヲに託されるという展開だと
思っていたので、ちゃんとしのぶが
貢献していたのが良かったですね。
しかしカナヲは片目失明(?)で、
代償も大きいです。
ここで個人的に評価したいのは、童磨が
生まれつきのサイコパスだということ。
何やかんや殆どの鬼は猗窩座のように
辛い過去があって今に至るってパターン
ですけど、こういうやつもいるんだって
いうのは、現実もそうだと思うので、
童磨という存在があるのは良かったです。
VS黒死牟
おそらく鬼の中でぶっちぎりの
強さの黒死牟ですが、無一郎の
ところの血筋なんですね。
炭治郎とも何か関連があるという
線はまだ捨てませんが、やはり
圧倒的に強いです。
伝わる人はほとんどいないかと
思いますが、なんとなく黒死牟は
世紀末リーダー伝たけしに登場する
トニーってキャラに存在が似ている
気がして、彼みたいにずっと人間の
ために命を削って頑張ってきたけど、
色々あって人に絶望して今の地位に
いるんじゃないかと思ってます。
だから彼の回想が出たら、おそらく
今までで一番重いやつが来ると予想
しています。
それにしても、無一郎の腕が切られ
弦弥がバラバラにされ、実弥もボロ
ボロで、完全な鬼はともかく、人間も
ガンガン四肢不足で戦わされるって
過酷すぎます。無一郎が片腕で戦う
なら、もはや天元も来ても良かった
んじゃないのかって感じです。
黒死牟との戦いは行冥が、最後まで
取っておきたかった技を使うという
完全無欠の敗北フラグを立てたので
決着を付けるなら実弥か無一郎、
あるいは炭治郎になるかなと
思いました。
一方で無限城つくってる張本人は
戦闘要員では無さそうなですが、
こういう敵はなかなか倒せずに
後に引っ張られる傾向にあるから
まだまだ長引きそうです。
というか鳴女倒したら無限城が
なくなって最終決戦になるって
流れではないでしょうか。
主要キャラも治らなそうな傷を
負っていっている状態で、やはり
ここがこの作品の最終局面へと
近づいてきています。今回は
炭治郎の出番は少なかったですが、
おそらく黒死牟か無惨戦が次の
戦いになるでしょう。
その他
カナヲの大正コソコソ話エピソードで
アオイが自分と同じ名字をなんとか
選ばせようとしてたのがめっちゃ
可愛かったです。あの子はとことん
自分の気持ちを直で出すのが苦手
なんですね。
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