[おすすめ漫画] バランスの良い異世界ファンタジー!八男3つのおすすめポイント「原:Y.A 画:楠本弘樹 / 八男って、それはないでしょう!」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:八男って、それはないでしょう!

掲載雑誌:ComicWalker (2015- )

作者:原作:Y.A 作画:楠本弘樹 キャラ案:藤ちょこ

代表作→禍々しき獣の逝く果ては

あらすじ

商社マンだった信吾が目を覚ますとそこは異世界――。信吾が転生したのはヴェンデリンという辺境の貧乏騎士爵家の八男だった。なにもなければ人生詰むような状況で、彼は魔法という才能を頼りに独立を目指す!!

Y.A先生は、本作を小説になろうサイト

にて連載を始め、すでに原作は完結して

います。

他にも連載はいくつか持っていますが、

最大のヒットが八男です。

 

作画の楠本先生は、自身でいくつかの

作品は描いてきていますが、なろう作品の

作画の担当は今回が初です。

 

八男は2020年にアニメ化を果たし、

同年にゲーム化もしていったので、

連載開始の2013年から7年、コミック

開始から5年というところで、一気に

メディア化が進みました。

 

おすすめポイント

・王道の異世界転生
・バランスの良い仲間たち
・硬派なファンタジーストーリー

王道の異世界転生

本作は、現代人が異世界に転生し、

貴族の八男としての人生をスタート

させるという王道異世界ものです。

 

あえて違う点を言えば、一般的な

異世界転生とは違い、生まれつきの

チート能力は無く、とはいっても

人並み以上ですが、後天的に開花

するという点です。

 

そもそも連載開始が異世界ブーム前

からなので、先駆けの1つとも

言える一作です。

 

 

バランスの良い仲間たち

主人公は職業的に言えば魔法使いで、

彼は単独行動よりも、同じく貴族

だけど、いずれも兄弟の中で家督とは

関係ない後ろの方の子供で、主に

4人で行動しますが、1人は弓と剣、

1人は槍、1人は武術とそれぞれ

補完し合うパーティー編成です。

実力はやはり主人公が抜けてますが、

ちゃんとしたチームバトルが描かれ

ていくのが特徴です。

 

硬派なファンタジーストーリー

主人公ヴェルの大人を上回るほどの

魔力は、転生時ではなく"師匠"との

出会いで身につきます。

その師匠との出会いや別れ、その後の

エピソードなどの本筋は、転生ものに

つきものの、主人公が強すぎてどんどん

ギャグ触れしていくということには

ならず、ちゃんとファンタジーしてる

作品です。無職転生に近いかたちかも

しれません。

 

 

1巻感想・まとめ

この作品は、安易にハーレムものに

せず、ちゃんとバランス良く出てくる

ところがいいですね。

私はよっぽどキャラや物語、設定が

面白くない限りは、ハーレムものは

あまり好みませんが、この作品では

男女だけでなく、大人も魅力的な

人達がどんどん登場します。

異世界転生ものの中でも長く続いて

いる部類の作品ですが、そういう

キャラのバランスの良さが安定した

人気の土台になっていると思います。

 

商社マンだった信吾が目を覚ますとそこは異世界――。信吾が転生したのはヴェンデリンという辺境の貧乏騎士爵家の八男だった。なにもなければ人生詰むような状況で、彼は魔法という才能を頼りに独立を目指す!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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