作品・作者に関して
タイトル:炎炎ノ消防隊
掲載雑誌:週刊少年マガジン (2015- )
作者:大久保篤
代表作→B壱 (2011-2013)
→ソウルイーター (2004-2013)
あらすじ
全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!
大久保先生はB壱で連載デビューの後、
ソウルイーターが大ヒットし、以降の
アニメ化やスピンオフの連載など含めて、
一気に有名になりました。
本作は、ソウルイーター関連の連載が
終わってすぐ連載が始まり、スピンオフ
合わせて3作連続のアニメ化しました。
おすすめポイント
消防ファンタジー
なんといっても注目点は、
消防士という実在の職業に
ファンタジー要素を加えている
ところです。
本作の消防隊は家の火事等では
なく、人体発火や、"焔人"と呼ば
れる、人間が怪物化した者を倒す
ため、お仕事としての消防モノとは
もちろん違いますし、一般的な
バトルモノとも少し色が違います。
個性強い隊員たち
炎炎の隊員たちはめちゃめちゃ
キャラ濃いです。
それも一般的な濃さとはまた違い
ます。先生の前作ソウルイーター
既読の方は分かると思いますが、
先生のキャラの個性は独特です。
そしてバトルシーンも独特で、
主人公シンラは足から炎を出して
それで移動したり攻撃したり
します。消防隊は主に炎を使って
戦いますが、使い手によってかな
り使い方に違いが出ます。
闇が深いストーリー
作品の主な敵である焔ビトが
何故発生するようになったのか、
基本的に○○な人がなるという
決まった条件がなく無差別です。
そして主人公シンラの過去に何が
あったのか、彼自身も能力を持ち
ながら被害者でもあるようです。
しかし実際問題彼の身に何があり
その後どうなったかは明らかに
なっていません。
そうした焰化の謎が徐々に解けて
いきます。
1巻感想・まとめ
大久保先生の作品だ!て感じ
ですね。ソウルイーターが
好きな人は絶対好きになる
作品です。
そこに第1消防隊から8まで
あり、そこは隊長や隊員に
よって個性や理念が違ったり
世代によって能力の違いが
あったり、能力バトルもの
としては設定がパーフェクトに
揃っています。
王道の能力バトルものが好きで
少し闇が入っているのが好みの
人にはドハマりな漫画であると
言えます。
コメント