[ネタバレあり] 初めて出た国外にあった意外すぎるもの「炎炎ノ消防隊 13巻」感想

悪魔の型

カロンが第二世代だったという

ことが分かったシンラですけど、

分かっても何の解決にもなって

なかったことで苦戦中。

ここで活路を見出したのが、

"悪魔の型"

要するに気の流れを一点に集中

させる事で大きな爆発力を得る

技で、これでカロンにダメージを

与えることに成功。

 

ところがそれでもカロンは倒れず、

こじらせ女子にはシンラの正論

なぞ通じるはずもなく、伝道師に

全面的に付きました。

自分から人類を裏切ったくせに

私が決めた訳じゃないとか

言い訳しながら友達を焼き殺す

という畜生行為を残して、彼女は

去りました。

 

嫌いですねーこういうキャラ。

完全に振り切れてるサイコパスは

逆に好きですけど、この子は大体

中途半端で好きになれません。

シンラとの因縁が残ったので、

彼と最終的には戦うことになる

んでしょうけど、シンラは甘いから

なかなか思い切り決まらないんだ

ろうなと予想まで出来るせいで

余計辛いです。

 

ほかの部隊はリヒトの名案に

よって、意図的に火災旋風を

起こした上でコントロールし、

鬼も撃破することに成功しま

した。

こういう大規模な連携技ってのは

消防隊をテーマにしてる炎炎なら

ではの醍醐味で良かったです。

 

 

中華へ

作中初めて国外に出たわけ

ですが、地形の変化がやはり

極端ですね。基本的には今後も

日本中心でしょうが、他の国が

断片的に舞台になることもある

でしょうか。どうなっているか

興味があります。この手の

ファンタジー寄りの作品の場合、

地域が限定されてるのが分かると

世界の全体図が知りたくなります。

 

それはさておき、今回いくつかの

謎が出ました。

 

ジャイアントワームの存在

しゃべるモグラとカラス

天照そっくりな建造物

 

この辺は、日本皇国内と繋がりが

何かしらありそうな感じですね。

しかも天照なんて何も無さそうな

ところにポツンと一軒家だったので

色々な事が覆りかねない発見だった

かもしれません。

 

すぐ近くとはいえ、初めての国外で

謎の解明が一気に進みそうです。

若干戦闘力的に不安を感じるメンツ

ですが、新事実が楽しみです。

 

 

その他

今回カロンみたいに第3の振り

して第2世代だったという戦い

方がありましたが、この両世代の

関係性は改めて絶妙でしたね。

単純に第2<第3<第4になら

ないところが炎炎のバトルの

良さだと思います。

 

全人類は怯えていた──。何の変哲もない人が突如燃え出し、炎の怪物“焔ビト”となって、破壊の限りを尽くす“人体発火現象”。炎の恐怖に立ち向かう特殊消防隊は、現象の謎を解明し、人類を救うことが使命! とある理由から“悪魔”と呼ばれる、新入隊員の少年・シンラは、“ヒーロー”を目指し、仲間たちと共に、“焔ビト”との戦いの日々に身を投じる!! 燃え上がるバトル・ファンタジー、始動!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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