今回分かったこと
今回で一気に話の流れが変わって
人物像もひっくり返りました。
唯一は、快楽殺人鬼の光宗から
自分の体を取り戻すことがゴール
かと思っていたら、そもそも唯一と
体が入れ替わった人物は、光宗とは、
同一人物ではなく、誰かが何らかの
方法で彼に成りすましていることが
分かりました。
そして何者かの目的が才川樹という
特殊な組織、宗教に精通してる
大学教授を殺すことであるらしいと
いうことも分かりました。
現在唯一の体に入っている男は、
愛の種ファームという、リアルだと
アーミッシュみたいに原始的な生活を
している組織に関係ありそうです。
これは一気に全容に近づきましたね。
と同時に敵側も一気に距離を詰めて
きているせいで刻郎が重傷を負って
しまい、アンもダメージを受けました。
そして唯一が指名手配を受けてしまった
ため、今後なかなか日常パート的な
ものは期待が薄そうです。3人とも段々
良い感じに馴染んできてただけに残念。
もしかしたらこのままエンディングまで
突っ走っていくかもしれないです。
考えられる事実・展開
まず今回のラストで才川が言って
いた被検体12番
彼が今唯一の体に入っている人物
と見て間違いないでしょう。
ということは彼もファームの人間
だったということで、光宗の超が
付く身体能力の高さは、人体実験の
結果だと思います。
彼が整形をして光宗と入れ替わり、
本物の光宗はすでに処分されている
でしょう。
そして才川はおそらくファームを
操っていた側の重要人物です。
12番は実験をされた自分自身の
恨みなのか、仲間が犠牲になった
恨みなのかおそらくどっちかで、
才川を狙っている。
地下室の死体も、彼が快楽で
殺したというより、情報を聞き
出すために拷問して殺している
ファームの人間なのでしょう。
こうなってくると、今後は多分
唯一と12番は共闘するという
当初では考えられなかった展開
もありそうです。
体が入れ替わっているという
才川が絶対想像出来ない出来事が
彼を追い詰める唯一の武器になる
としたらかなり熱い結末を迎える
かもしれません。
そうなると作品の完結は10巻
以内にはいくかなと予想します。
才川の後ろに更にまた裏ボスが
存在していない限り。
いずれにしても今回の展開に
よって対立構図や光宗の人物像が
大きく変わって更に面白くなって
きました。
次巻で核心に触れていくようなので
更に面白く驚きの展開が期待され
ます。
その他
12番が泣きながら拷問を
している理由がちょっと謎
ですが、拷問相手はかつて
一緒に行動していたのか、
拷問の過程で聞き出した
話で泣いているのか、ここも
ちょっと気になるところです。
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