[おすすめ漫画] 暗闇の中の本格ファンタジー「アンギャマン / 夜ヲ東ニ」私が薦める3つのポイントと感想

作品・作者に関して

タイトル:夜ヲ東ニ

掲載雑誌:少年ジャンプ+ (2019- )

作者:アンギャマン

あらすじ

この永遠の暗闇を人は“夜”と呼んでいる。遥か遥か昔には、“夜”とは対の存在があったという…。ランプよりも明るく、人類にとっての希望の光。男は独り探し求める。忘れ去られた<朝>を――。

アンギャマン先生は、別名義で

自分自身の徒歩での旅の漫画を

描いたりしながら、本作が

ジャンプでの初連載作品です。

 

 

おすすめポイント

・全編カラー!
・魅力的な世界観
・謎だらけのストーリー

全編カラー!

本作は電子書籍のみの販売な

こともあり、全編カラーです。

後述しますが、この世界が

常に暗闇の中にあるため、

カラーにすることでその闇が

より引き立っています。

そして、ランプの僅かな光の

中で戦ったり、移動している

ところの描き方が上手いです。

これによって作品の雰囲気も

抜群に良くなっています。

 

 

魅力的な世界観

夜ヲ東ニは、タイトルにも

ありますが、作中の世界は常に

です。どうやら遥か未来の

話で、何かが原因で陽の光が

奪われ、人類もいったん文明

レベルが落ちた終末の世界

ようです。

 

特殊な舞台と共に独特に発展

した文化や宗教が作りあげる

世界観に引き込まれていきます。

 

謎だらけのストーリー

作品の主人公アナグは、どこ

かにあるという"朝"を探して

冒険をしています。

その中で"遺物"と呼ばれる、

この夜世界の文明基準よりも

進んだ武器や道具を集めて

いくのですが、とにかく謎が

多いです。アナグが何者なのか

彼と共に旅をすることになる

ティオの出生は?そして"朝"は

存在するのか。

こうした謎の答えを探していく

王道冒険ファンタジー作品です。

 

 

1巻感想・まとめ

目的を目指して、街で装備を整え

情報を仕入れ、時には衝突し、

外ではモンスターと戦いながら

進んでいく。

王道の冒険ファンタジーです。

 

それでいて常にランプで灯す

範囲以外は闇という特殊な舞台。

 

終末っぽいところや遺物が出て

くる所、空間が限定されてる所は

メイドインアビスっぽくもあります。

旅を共にする二人の関係性も。

 

人々が崇拝する火の神の信仰も、

信者の異様さも面白いですし、

ファンタジーものには宗教は結構

つきものですが、この作品はより

重要な繋がりがありそうで、今後の

展開に期待が持てます。

まだまだ大きな広がりを見せそうな

夜ヲ東ニですが、冒険ものが好き

な人や、ファンタジーものが好きな

人におすすめな作品です。

 

 

この永遠の暗闇を人は“夜”と呼んでいる。遥か遥か昔には、“夜”とは対の存在があったという…。ランプよりも明るく、人類にとっての希望の光。男は独り探し求める。忘れ去られた<朝>を――。

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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