[ネタバレあり] 怒涛の勢いで進むストーリーが1周目では把握しきれない「ONE PIECE 96巻」感想

白ひげと海賊王の過去

今回おでんの過去編を通して、白ひげ

海賊団、そしてロジャー海賊団の今まで

明らかにされていなかった過去がかなり

分かりました。特にロジャー海賊団に

関しては、最後の航海のほとんどの

部分が描かれ、更にそこにまた別の伏線を

乗せているので、考察班は大忙しかと

思います。

 

それだけでなく、マネマネの実など既出の

実の前の能力者がさらっと登場してくる

小ネタも大量にあるため、自分もおそらく

大量に見逃してるネタや伏線回収があった

と思います。

考察絡みのことを書こうとしたら今回は

特に多すぎて収集つかなくなるので

感想だけにしておこうと思います。

 

まずは白ひげ海賊団とロジャー海賊団の

良きライバル感が凄くいいですね。

戦いが終わればノーサイドだし、かと

いってお互いを助けるような感じでは

無いし。ガープとこの2人みたいな

関係ですね。時代が変わって敵は敵、

味方は味方と線引きが強くなってるのが

妙にリアルで怖いです。

 

あと、彼らが途中空島行ったり、

ウォーター7行ったり魚人島行ったり

ルフィ達と全く同じところで同じ人達と

会ったりしてるのが熱いですね。

何気にフランキーがおでんと会ってるし。

 

重要なシーンが多すぎて、今後伏線が

回収される時までも何度も読み直す

ことになりそうな過去編です。

 

 

おでんと赤鞘九人男

尾田先生の趣味全開な物語でした。

9人勢揃いの語りの部分はもちろん、

おでんの生き様も、狂四郎の忠義心も。

 

オロチは最初ただの逆恨みかと思ったら

ちゃんと幼少期の苦い思い出も理由に

ありましたね。現代で言えば、かなり

タイムリーな「犯罪者の家族」という

カテゴリーですが、こういう時代劇

ものとしては、しっかり立った悪役です。

 

なんやかんやただの小物悪党じゃない

カイドウも流石四皇という感じです。

どこかの海軍大将とは大違い

 

 

まとめ

今回のスピード感尋常じゃないですね。

特に現代に話が戻ってからは、事が早く

進みすぎで、カン十郎が裏切り者だった

真実もずっと3倍速で喋ってんのかって

くらいの勢いで進んだので、驚く暇もない

展開でした。

そして結局主役にはなれない悲しき侍たち

ではありますが、ルフィローキッドの3人が

遅れて登場したことに酔って、次回は一気に

オロチとカイドウが追い詰められていくと

思うので楽しみです。

 

色々な有力な説が出ているので可能性は

低いですが、ロードスター島って"道の始まり"の

島で、本当は世界はH×Hみたいにもっと広かっ

たから、命がけで到達したのがスタート地点

だったのを知ってロジャー達は数回まわって

笑けて、まだ一握りって意味でワンピースとか

だったりしないかなーと思ったりしました。

 

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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