[ネタバレあり] アーサーの部下への鉄拳制裁が酷い「皆殺しのアーサー 2巻」感想

ガウェイン

引き続きブラック体質パワハラ体制

続くブリトンですが、新キャラが数人

登場しました。1人目は円卓の騎士の

1人のガウェイン

それから予言者マーリン。同僚のクロウ

そして敵将のコルグリヌスです。

もちろん全員変人です。

 

唯一名前を挙げてない、アーサーの

弟のケイがまともそうな性格ですが、

見事に作戦大失敗したので、おそらく

彼はリタイアです。

 

そしてマーリンですが、原作だと

魔法使いだったりしますが、本作では

そういう様子は無いので、ファンタジー

よりも伝記寄りの中身でやっていく

ようです。

 

ガウェインもモルドレッドのように、

ブリトンとサクソンの間で揺れた境遇の

ようなので、今後モルと関わりが増えて

いくような気がします。

 

 

VSウェセックス

ブラック軍隊のアーサー軍に

休養なんてあるはずもなく、

モルドレッドはすぐに戦へと向かいます。

 

そして今回ようやく見せ場らしい

見せ場を作りました。幸先良い感じです。

最後にまたクセのありそうな騎士が

加わり、モルドレッドの休まらない戦いの

日々はまだまだ続きます。

 

キングダムのように人が数十人単位で

吹っ飛んだりの破茶滅茶アクションは

無いものの、戦闘シーンは結構見応え

あります。モルドレッドがちゃんと人間

してるおかげで、拮抗して面白いです。

 

まだまだ頭脳戦というほどの戦略バトルは

描かれていないので、今後出てくると更に

面白くなると思います。

 

あとまだ単騎での活躍が出ていない

ガウェインは、原作では持ってる能力を

まだ使っていないので、それが出てくるか

楽しみにしたいところです。

 

 

今日のアーサー王

タイトルになってるだけあって

戦に行って無くても彼の活躍は

相変わらずでした。

自分に歯向かう女性を選別し、

奥さん含めたみんなの前で

公開種付を行うという最早その

意味も分からないことを始め、

軍略面では、助けを乞うてきた

部下をアルミ缶潰すみたいに顔を

ぺちゃんこに鉄拳制裁。

 

今回もその暴君ぶりをしっかり

アピールすることを忘れない

アーサー社長でした。

 

伝説のアーサー王は、恐怖で人々を支配する暴君だった――。モルドレッドは故郷であるエクスターを離れ、アーサー王を支える「円卓の騎士団」の一員となり、侵略者であるサクソン人たちとの戦争へと身を投じてゆく。華やかな英雄譚の裏側で、理不尽なまでの生存競争が始まる…!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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