[ネタバレあり] 終盤戦突入!横羽間の強さとは「バトルスタディーズ 26巻」 感想

天津登板!

見せ場を作りながらも後続に託すことにした

檜と阿比留の後を受けて、いよいよエースが

出てきました。

事件前は金川の存在が大きすぎて、投手として

目立った活躍の少なかった天津ですが、

最高の立ち上がりで7回は零封。

その次も、北条には打たれたものの、味方の

好守備で刺し、3アウト。

エースとして悪くない状態です。

 

しかし、この北条のプレーから横羽間の

反撃が始まっていました。

 

 

 

横羽間の野球

北条が積極的に次の塁を目指すところを

見て、大庭がアウトでもセーフでも良い

と口にし、それが彼の走りを見た同級生や

後輩につながっていくと考えているようです。

このへんがすごく横羽間らしくて、DL学園は

お互い減らず口ばかり叩いたりしながらも、

リスペクトも信頼もしている、それぞれが

自立してるようなチームですが、横羽間は

この作品で一番主人公っぽいチームで、

とにかく楽しむことを大事にしながら

まとまってて、冗談半分ながらチームメイトの

妹の誕生日を祝いだしたり、素直に言葉を

交わし合っています。少年心を一番包み隠さない

チームだと思うので、ここもまた試合が進めば

進むほど非常に魅力的に見えてきます。

 

 

 

衝撃の巻末

天津の健闘むなしく、最後に

ホームランを打たれたような描写で

巻が終わり、天津も諦めたような

言葉を口にしている衝撃的な終わり方

でしたが、これは逆にそうじゃない方が

可能性高いかなと思いました。

ドカベンプロ野球編でよくあるパターンなら

ファールだったとか、秋山とか新庄がスーパー

ジャンプで捕球したとか。

というかそうでもないと天津だけ可哀想過ぎ

じゃないですか。出ることも叶わなかった長野でも

これまでそのドラマを描いてきたのに、そう

いうのもあまりなくこれで敗北するというのは

この作品は描かないでしょう。ついでに北条を

刺しましたが、併殺で狩野にハッパかけられた

もまだ取り戻していないと思うので、最後の

攻撃に期待したいです。

 

夏の甲子園準決勝、因縁のDL-横羽間戦はラッキーセブンに突入!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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