新キャラの登場
そろそろ出揃った感があるかと思いきや、
この巻でも新キャラが二人出ます。
一人目は、窪谷須父。
完全に出る漫画を間違ったような
見た目してますが、車に轢かれて
大怪我した猫を見て大泣きしたり、
燃堂と意気投合したり、今回はほぼ
出落ち扱いですが、面白くなりそうな
要素ありで、今後も出番はありそうです。
ボウズが泣いてるという燃堂の言葉で、
子供を連想した海堂たちに対して
「エグザイル系の坊主だよ」と髪型の
話だった下りが面白かったですね。
それが窪谷須父だったという、伏線
も見事でした。
もう一人は、鈴宮陽衣。
見た目は普通に可愛い女の子ですが、
ありえないほど不運(相卜が見ても、
鳥束が見てもかなりヤバイのが憑いてる)
なキャラです。
昔あったとき○モ2というゲームに寿って
似た感じの不幸キャラがいましたが、
近いものを感じます。
なんとか斉木の超能力で大惨事を
免れますが、ニトログリセリンを
持ち歩いたり、自分はドジだから、
隕石に当たったり、ゲリラ豪雨に
遭ったりすると思っていたり
かなり逝ってます。
極めつけは(斉木曰く)男運も
ないために、鳥束に惚れるという始末。
今後も巻き込まれアンラッキーで鳥束が
いろんなボケをかましてくれそうなんで
楽しみです。
既存キャラの活躍
既存キャラも各方面で面白いです。
おそらく文春砲が流行りだした時期のだと
思いますが、新聞部に付け狙われる
照橋さんは、スクープされるどころか、
フォトジェニックな画ばっかり撮れたりが
面白かったですね。
さらには、いつもの照橋崇拝ネタ。
クラスの男子が粘土の授業で、みんな
別テーマなのにたどりついた答えが
同じという流れで
こわっ!
そして8番は稲葉さんに訴えられても
文句言えないですね。
あとは個人的に好きだったのは才虎の話。
バスケの授業で、王座に腰掛けて全然
体育をする気がなかったのが才虎が
出ないなら、人数調整で高橋も下がれ
という、地味に扱い酷い先生の指示に、
「コイツと俺様が同格だと・・?」と
ガチギレして結局参加する才虎が最高に
面白いです。ヘッタクソだった事も含めて。
でも敗北した試合後の最後のコマで、
「才虎一族に敗北の二文字はない」
と頑張ってバスケの練習してる姿は
初めて好感をもてました。
本編外のネタがいっぱい
23巻にも欄外に
チョロ松(中の人が一緒)ネタが
あったり話題豊富でしたが、
この巻にも多数ありました。
一つ目は
ジャンポリスネタですね。
中田生駒足立さんが登場してます。
それからさっきの粘土ネタの最後、
ワンピースの20周年企画で
全連載漫画のどこかに麦わら帽子を
出すっていう、前にこち亀でも
やってたやつですね。それを
実行してましたが、やり方が
カッコイイですね。みんなが色々
変なの作ってわちゃわちゃ
してるところで、
「ま、僕はこんなの作りましたけどね」
みたいな修め方してるのがオサレです。
コラボでいえば、こち亀で両さんが
斉木楠雄の名前を挙げたというのを
担当者伝いで聞いた麻生先生は、
号泣するほど大喜び。そこで両さんが
「斉木楠雄でやっていいぞ」と
挙がったテーマで、本当にそのまま
書いたエピソードも、この巻には
入ってます。
麻生先生って他の作者さんへの
リスペクトとかが凄くていいですよね。
作品の中に出てくる度に感じます。
最後にこれ
実写版の方のポスターを
漫画バージョンにした扉絵ですね。
って誰だよ!?
原作とはビジュアルが全然違う、
校長役の佐藤二朗さんの存在感と
いうか違和感が半端ない扉絵でした。
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