[ネタバレあり] 主人公がDAYSに帰ってきた!久々の出場でつくしが大活躍!「 DAYS 25巻」あらすじと感想

 遂に柄本つくし登場!

つくしが遂にピッチに。灰原との交代での出場!実に

18巻?19巻ぶりに試合に出ます。

役割はもちろん、ゲーゲンプレスのセカンドボール、

相手のこぼれ球を拾いまくること。つくしの真骨頂です。

それにしても出てくるタイミングが絶妙。渾身の突破でも

風間が加藤を抜けず心が折れかけたところでニコニコ

しながら登場ですもん。

久々に主人公しててカッコイイです、つくし。

梁山戦前は、つくしの方が心が折れかけていたのに、

誰よりも縦横無尽に動き回り、プレー(と変なタイミングの

掛け声)でチームを鼓舞します。

 

 やっぱり決めたのは・・

そしてさらに、君下から大柴へのフィード。途中から入った

梁山CBに防がれたかと思いきや、

セカンドボールをつくしがドンピシャなポジショニングでキープ。

風間を囮にして、あの男へ。

「この大事な場面を 任せられるのは あんたしかいない」

自分は脇役でいいという、風間の心の声を受けて

「この状況を作り出すのに 60分の時間と犠牲が必要で

俺に分かるのは仲間たちが俺に託してくれていること

すべてはこの一撃のために」水樹の、ゴール右隅に

刺さる最高のシュートで遂に、1-3。

 

やっぱりキャプテン最高にカッコイイですね(笑)

ここでずっと飄々としていた加藤が、決められたという

悔しさからか感情を表に出して空に向かって吠え、

ゴールが入ったことを実感し水樹が下を向きながら

咆哮するシーンが燃えます。

 

 

 3→2→1

3-0は危険なスコアと、過去にACミランさんが、

CL決勝の舞台で僕達に教えてくれたように、

会場は一気に逆転の期待するムードに

その場面で解説要員の方も言及していますが、

あの空気感って独特でそこにいないと

わかりづらいんですよね。ざわざわ感というか、

自分も一度だけ、観戦中に経験があります。

 

ところが、その雰囲気を、3回くらい大きなケガを

乗り越えて、長いプロ経験を活かしたスタルを

確立してそうな加藤が止めます。

プレーを切ったあとに、梁山応援団のところにいって

「声ぇ!聞こえない!」「もっと!「もっと!」と

大声で煽り立て、見事に梁山応援団復活。

流れの変え方を熟知している加藤だけがなせる業でした。

いやお前のような18才がいるか。

 

流れが変わり、マルコの回想も入って梁山盤石かと

思いきや、マルコの大活躍フラグを臼井でも猪原でも

なく、1年・新渡戸が粉砕。

逆にあまり目立ってなかった監督の回想をお見舞いします。

 

ここの回想がとても良くて、あまり目立たない監督って

そのまま目立たないままキャプテンとか主人公の影響力に

埋もれたりしますが、ここは少し違いました。

 

中澤監督は、素人で全然指導力もないところに、まさかの

監督抜擢から始まり、何もしなくても勝ってくれた時代を

経て、自分の手腕が試される世代で見事に低迷。

自分の無能さを呪い始めます。そんな流れが、今試合に

出てる世代へと回想は続いていきます。

 

そんな監督の回想がピッチ上でのプレーとリンクし始めます。

本格的に教え始めた3年の臼井・国母からプレーは

始まり、水樹にもつなぐも防がれ、次に

2年の君下・大柴、鈴木・佐藤がつなぐもシュートに結びつかず、

最後は3年→2年→1年と全員で繋いでつくし・風間・新渡戸が

つないで、最後にあげたところを水樹がズドン。全員で決めるって

いうベタな流れかもしれませんが、「たとえ微力でも 俺が一から

作ったチームだ 俺の聖蹟サッカー部だ」という中澤監督の

心の中の咆哮と、小さなガッツポーズは感動しました。

 

これにより2-3

点差は遂に1点です。

 

 

 まとめ

前にシリーズ感想にも書きましたが、この漫画は

本当主人公が多いです。

この巻では水樹と監督でしょうか。つくしもやっと

選手としての見せ場が出てきました。

風間もそうですが、つくしはまだまだ物足りない

感じがします。

次巻の予告では、森崎くんみたいなことを言って

いますが、かなりラストプレーい関わりそうな雰囲気です。

逆転までいくのか、それとも延長戦→PKと文中で

あげた実際の試合のような展開になるのか。

現時点では読めないですが、おそらく次巻か27巻で

試合は終わりそうなので、

楽しみにしておきます。

 

少年たちは全力で、笑い、泣き、走る!! 心をジンジン刺激する! 激熱サッカー漫画!! ――何のとりえもない、特技もない。けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本(つかもと)つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣(かざま・じん)。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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