[ネタバレあり] 勝負の行方は?試合時間残りわずかの攻防「安田剛士 / DAYS 26巻」あらすじと感想

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 1 点 差

1年、2年、3年で繋いだパスを最期に水樹が

決めて2-3。

遂に1点差まで詰めた聖蹟。ここで新渡戸が

限界を迎え、代わりに入ったのは同じく1年の来栖。

傍目に見たら、全国大会で次から次へと1年生が

出てくる聖蹟って凄いですよね。

 

システムを変えてきますが、攻撃的布陣は

変わりなく。しかしここでまたしても

立ちはだかるのは、加藤おじさん。

 

 

聖蹟の繋ぎは、二度とないとは思わず、

また来ると思って警戒せよという、またまた

高校生らしくない、地域2部あたりで

プレイングマネージャーやってそうな

アドバイスを梁山メンバーに送ります。

ここから梁山タイムに突入。一方的に

攻め続けますが、

 

 

聖蹟にもいた大ベテラン。

プロデビューからずっと2ndGKで、

30歳超えて開花したような風格のある、

猪原が阻止し続けます。

1人で黙々と練習を続けてきた

このベテランGKは、一生に一度くるかという

パターンも含め、あらゆる場面での練習を

積んできていたので、結果、浮き玉と

見せかけたグラウンダーが、方向

変わってきても止めることが出来ました。

 

こんな18歳、プロで即戦力でしょ・・

 

 

ポストに置き忘れた約束

再三のピンチを猪原が止めてくれたおかげで、

今度は聖蹟にチャンスが。1発目は失敗しますが、

2回目でつくしがGKと1対1に。

ここで選択したのは、まさかのループ。

しかしこれは非情にもバーに

 

 

思い出される、敗戦時のラストプレー。

つくしにはトラウマが蘇りますが、

ここから違いました。

あの試合、敗因はつくしではなく、ポストの

こぼれ球に反応出来なかった自分にあると

考えた男は、笠原にした約束を思い出します。

 

「次は決める」

 

その言葉通り、泥臭くも維持で詰めた

ダイビングヘッド。

ボールがゴールに突き刺さります。

 

3-3 水樹ハットトリック。

 

遂に試合は振り出しに戻りました。

 

 

 まとめ

まんべんなく、聖蹟メンバーが活躍

していく姿が良いですね。

それぞれが特徴を活かして、王者に

食らいついていく。それは監督ですら

例外ではなく、さらには梁山も同じく。

加藤おじさんも、初登場時はかなり嫌な

おっさんだったのに、気付けば味方に

したいおっさんランキング1位(当ブログ比)

になっています。

 

この巻の終わり方として、梁山側のターンが

来そうな感じだったせいで元々難しかった、

この試合の結末がさらに読めなくなってきました。

 

3年生が、この試合だけでも相当引き出しを

開放し続けてるので、ここで敗戦というのも

大きく考えられるかなと思います。

予想としては、フルタイムで決着がつかず、

PK戦では水樹が失敗して風間たちに託して

3年は卒業していくというパターンです。

 

しかし、これだと物凄い巻数になって

しまうこと必至なので、2年編を描くか

どうかによっても決まってくるかも

知れませんね(メタ)

 

あと、十傑の面々が、だいぶキャラも

固まってきているところで、この人達が

集まるU-18か何かの番外編を読んでみたいですね。

 

少年たちは全力で、笑い、泣き、走る!! 心をジンジン刺激する! 激熱サッカー漫画!! ――何のとりえもない、特技もない。けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本(つかもと)つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣(かざま・じん)。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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