主要キャラがかなり出た前巻とは違い、
今回は長編もあったのでキャラの登場は
控えめでした。(それでもかなり出てるけど)
スタートから
この有様です。やっぱりギャグ漫画は、
どう転んでも実写化美味しいですね(笑)
さらにこれだけでなく、斉木が、あの
「サイレントサイボーグ」の
実写化撮影現場を見に行く話もあるの
ですが、
この否定的姿勢からの
即落ちが笑えます。
斉木が完全にボケ側にまわる話って
面白いですよね。船酔いのときとか、
才虎のお菓子の家のときとか。
結局この話は、文句を言っては
即落ちし続けるループで、
「漫画の実写化もいいもんだぞ」
というメッセージ的な何かを、
感じ取ったようなないような
感じでした。
斉木がマジリスペクトしてる、佐藤くんと
鈴宮の、不幸と普通のせめぎ合いのラストに
衝撃的なシーンが出ます。
今回は数話またぎの、結構斉木の秘密に
関しての、重要な話がありました。
鳥束を操って斉木をぶっ倒そうとする、
お兄ちゃんですが、この話の中で
斉木の頭に刺さってる、右の装置の
意味が判明しました。
普通に暮らしたい斉木にとっては、
かなりエグい機能なのですが、
ギリギリで、お兄ちゃんの仕掛けて
きた計画を看破し、勝利。
お兄ちゃんが、
地球どうでもよくなってた
こともあって、ピンチを乗り越える
ことが出来ました。
そして最期には、兄貴はある装置を
斉木に託します。斉木楠雄のΨ難、
終わりはかなり近いです。
終わりのページでも描かれてい
ましたが、26巻が最期
のようです。
お兄ちゃんともある意味で、
決着を迎えたかな、というところで、
斉木は最終巻で「やり残したこと」を
やっていくのでしょうか。
ちなみにとあるレジェンドギャグ漫画は、
ウソの最終巻で、両さんが登場人物たちに
今までしたことのないプレゼントを
して、終わっていました。
↑この偽最終回からさらに130巻続くとは・・
斉木がそんなデレ方をするとは思え
ませんが、登場人物はほぼ全員出る
でしょう。1巻でまとまるとは思え
ないほど、次から次に新キャラ出し
てたので、ストーリーは心配ですが、
どんな終わり方を迎えるか楽しみです。
あと最期に、青少年有害環境規制法
という、久々の読み切りが載りました。
作者評では、納得の出来る仕上がりでは
なかったようなので、斉木終了後にいつか
連載作品として載るかもしれないもの
なので、今のうちに読んでおいて損は
ないかなと思います。