かつての仲間と合流、しかし・・
かつての仲間、シュローと再会した
一行でしたが、ファリンの一件と、
黒魔術を使ったことをライオスが、
包み隠さず全て話してしまう失態。
当然、シュローは激怒し、協力を拒否。
島主にも報告すると言われる始末。
ライオス曰く、今まで何でも話し合って
きたシュローになら・・という事でしたが、
実際は、いつもライオスが、シュローの
事は一切考えず、一方的に話していただけで、
シュローは決してライオスを受け入れては
いなかったという、悲しい現実。
ライオスらしいといえばライオスらしい
ですが、なんかリアルにいそうな感じで
生々しくて嫌な話です(笑)
そんな事で揉めていると、ウワサの
ファリンちゃんが再び登場
すんごい姿で
前巻ですでにイッちゃってたファリンは、
当然正気もなく襲いかかってきて
この戦闘で、10人近くが死傷。もちろん
カブルーもいつものように死にました。
この作品って、他の異世界作品と違って、
蘇生のウェイトがRPGゲームのように結構
軽めなので油断してると、名のあるキャラも
ガンガン死んでいきますね。
どこかのサイヤ人達にも住みやすい世界です。
結局ファリンは追い払うことが精一杯で、
取り戻すことは出来ませんでした。
このあと、本音をぶつけあい殴り合った
ライオスとシュローは、少しだけ
打ち解けましたが、ここで一行は進む
道を違いました。
いつものダンジョン飯
ファリンと狂乱の魔術師を追って、
再び下の階層へ進んだライオス一行。
暗い横穴を抜けると
やったねライちゃん!
パーティーが増えたよ!
ということで「シェイプシフター」と
呼ばれる魔物が、それぞれの姿に化け、
紛れ込んで来たため、本人当てクイズが
始まります。
ライオスは早い段階で1人に特定されるも、
ほかは時間がかかり、お料理タイムで
決めることに。
ここは汚名返上のライオスが、さすがの
料理時の観察で全員当ててなんとか
突破します。
久々にダンジョン飯らしい、変わった
敵の攻撃になんとか対応し、
撃破→ご飯タイムの流れでした。
続く話も料理中心で、この話で
新しい仲間?が増えました。
シュローのとこにいたアセビ、
改めイヅツミです。
最期は悪夢を魅せるモンスター
なのですが、この設定が凝ってて、
本編のあとの巻末で、実験的に
その夢を体験して日記をつけた人の
くだりがとても面白いです。
その人の、最後の言葉は
ダンジョン飯という世界の中に
限らず、深い言葉なのも
要注目です。
まとめ
序盤は前巻に続き、ファリンをめぐる
不穏なストーリーが続行しますが、
後半がうってかわって、今までの通りの、
ほんわかムードが展開されていたので
ひと安心です。いきなり重く成り始めて
からの、だったことでより良く感じた
部分もあるかもしれません。
今のところ、このパーティーで
狂乱の魔術師に勝てる要素が
見当たらないですが、
どうやってファリンを取り返す
のかが見ものです。
そして、どこまで一緒なのか
分かりませんが、新しくパーティーに
入ったイヅツミ。だいぶかき回し役に
なりそうですが、ちょっとツンデレ化
していくのかもしれません、
これで何気にパーティーの種族もまた
増えました。
イヅツミの見せ場も作りながらしばらく、
日常ダンジョン飯パートが続くと願います。
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