[ネタバレあり] インターハイ直前!立場の違う全員それぞれの想い「あさひなぐ 26巻」あらすじと感想

 待った!

前巻ラストのラストに、寿慶の、真春への

インターハイ辞退勧告を、やす子が待ったを

かけ、本人も今後の薙刀人生を含め、全てを

理解した上でインターハイ出ると宣言。

 

前巻もそうですが、ここで冷静に冷静に、

2人の所作・言動を見ていた旭が精神的に

成長著しく感じました。

 

この後、やす子は他の部員に、文字通り

身柄を拘束され、教えてもらう立場の

生徒達の方が上の立場みたいな奇妙な

やり取りの末、残りはやす子が、

指導をすることに。

 

前巻で、寿慶が禁止した旭の体捌きも、

やす子によって解禁されました。

 

真春に対しても、ただ元通りに戻す

だけでなく、更に新しい武器を覚え

させるという大きなモチベーションに

なる指導をします。ここらへんは

さすがですね。

 

この後の、練習後の部屋での、

やす子と寿慶の一連のやり取りの

シーンは凄く良かったです。2人の

関係の良さがにじみ出ていました。

 

そのあとのこの画も

 

 

  それぞれにとってのインターハイ

ここからは、団体戦に選ばれた愛知、

野上、大倉、八十村、さくら、

そして旭と、メンバー全員の、

それぞれのインターハイを前にした

ストーリーが紡がれていきます。

 

どのエピソードも抜群にグッとくる

内容で、中でも、これまであまり

語られていなかった、

大倉とさくらのエピソードは、

共に思わず泣いてしまいましたね。

 

なんなら、2度目読むと、もうこの

最高の笑顔のコマだけで泣けてきます。

 

 

 

特にさくらは、最初から読んでて、

こんな表情と言葉出てくるなんて

想像もつかないほどなので、

やばいですね(笑)

 

野上も、部長やめた頃、苦しみ悩んで

た時期を思うと泣けるし、八十村と

旭は少女漫画寄りな内容で面白いし、

 

言うことないエピソード群でした。

 

 まとめ

真春どうなるんだろうって思ったけど、

個人戦限定だけど出ることになって

良かったです。

これで団体戦の方は、展開的に真春が

勝ち前提なことが多かったので、どの

試合もかなり競った内容になって

いきそうです。

大倉あたりは、はじめの一歩でいう

青木とか木村みたいな、コメディ展開

試合担当にされてる気がする節も

あったので、ガチの真剣な戦いが

見てみたいです。

勝ち切る野上も見たいです。

シビアなこの漫画では難しいのかも

しれませんが・・。

 

最後にオマケ、一緒に合宿してて、

やす子の乱入とか二ツ坂の面々の

あーだこーだの盛り上がりのせいで、

半分空気だった一堂と的林ですが、

 

 

一堂が、初期の作中ぶっちぎり自己中

からは信じられない、変化が見られた

のでこれだけでも大きな成果だった

かもしれません。

 

この巻の間に、ではないものばかりです

が、成長していたそれぞれの姿が

見られた、実りの大きい26巻でした。

 

 

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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