[ネタバレあり] メンバーが入れ替わっても脱いでいくスタイル「ゴールデンカムイ 15巻」あらすじと感想

 

前の巻では、網走監獄に突入し、監獄側と

第7師団との戦いの混乱の中、

杉元によって、のっぺらぼうがアシリパの父

だと分かったところで、

尾形とキロランケが裏切り、アシリパと白石を

連れて逃亡。

その際に撃たれた杉元と、同行していた

スケベマタギ谷垣は、第7師団に

囲われ、共に行動することに。

2つに分かれてしまった両陣営ともに、

金塊のため樺太を目指すことに・・。

 

 

岩息舞治

前巻ラストでグズリの襲撃を受けた

杉元たちですが、圧倒的な戦闘力を

前に倒すことは出来ずになんとか逃げ切ります。

逃げ切った先の集落で、アシリパ達の

目撃情報を得ますが、色々あって

ロシアの伝統競技「スチェンカ」に出ることに。

要するに複数人で同時スタートして

殴り合いする格闘技みたいです。

ここで新たな情報。

このスチェンカには入れ墨囚人が

参加しているとのこと。

 

 

どこかで見たような試合前煽りVも流れ、

順調に勝ち上がる第7師団御一行。

そんな中、噂の入れ墨の男が姿を現します。

 

お 前 も か

 

男の名は岩息舞治。どんな名前やねん。

調べると、どうやらこの男が元ネタのようです。

 

 

マイケル・ピーターソン。

囚人で、地下ボクシングもやってたりした

現在も服役中らしいです。

彼のエピソードも、刑務所の中で鍛えて

筋トレ本を出版したり、漫画みたいに

ぶっ飛んだものばかりなので、

是非見てみてください。

そんな男が元ネタの岩息。

当然網走組なので、この人も変態。

 

 

 

特殊なドM。

 

 

しかし結局殴り合いでは勝てず、

杉元が正気を失ってバーサーカー化したり

またグズリが現れたりしてるうちに・・

 

 

またこの展開かよ!

ホ○ネタに磨きがかかってきたゴールデンカムイは、

攻め手を緩めません。

こんな展開にさすがの谷垣も

 

「俺は何を

やっているんだ」

 

知らんがな。

 

 

謎の一体感が生まれた漢たちは、

岩息の入れ墨を入手するのは諦め、

写しのみにして、彼は逃がすことに。

あとでまた登場することはあるのでしょうか。

 

 

 月島軍曹

杉元達がアホな友情を育んでる間に、

アシリパ達は、ウイルクの故郷に。

キロランケと尾形の2人は、

アシリパさんの中にカギがあり、

この旅の中でそれを掘り出そうとして

いるようです。場面はさらに変わって、

鶴見中尉たちの様子。病院には

 

出てくる度に体のどこかが

無くなっていく

 

二階堂の姿が。

顔出した!じゃないよ

杉元が生存してることを聞かされてない二階堂は

ふさぎ込んでるようですが、もはや完全にただのペット枠です。

この後の一連のコントな流れが酷すぎて笑ってしまいます。

その流れから唐突な真面目回想。

月島がロシア語が話せる経緯や、鶴見中尉との信頼関係の

分かるエピソード。

 

 

やっぱり、頭吹っ飛ぶ前の鶴見中尉は

めっちゃイケメンですね。

最期は、吹っ飛んだ後でも最高に

かっこいい中尉の1ページ画で終了。

 

 

 まとめ

目まぐるしい展開と、核心へ迫って

いった前巻とは違い、今回は

ゴールデンカムイにおける日常巻に

近かったかなと思います。

野獣との戦闘、入れ墨変態との戦闘、

ホ○展開、グルメパート。

二手に分かれても、意外と両陣営とも

いつもどおり。

 

月島の回想がありましたが、鶴見中尉が

更に深掘りされて魅力が増した感じ。

今は杉元達は鶴見中尉達側になっていますが、

最終的にどういう構図になっていくか、

という観点では今後が楽しみですね。

個人的には、杉元-アシリパ-白石-谷垣は、

同じところにいてほしいです。

 

『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

 

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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