ようやく決着
ずーっと倒せそうで倒せない
膠着した状態が続いていた
上弦との戦いがようやく決着。
半天狗は割とあっさり逝った上に
過去もロクでもない、特に同情の
余地もない人生という散々な結末。
しかし彼との戦いの結末に、
禰豆子は、日光の元で生きられない
はずの鬼にあって、太陽を克服!
究極生命体に一歩近づきましたね。
それに知性的にも、以前より
戻ってきている感じ。
条件はいまいち謎ですが、
前に進んだ分、今度は
無惨に、より狙われること
なります。
いずれにせよ、上弦との戦いは
柱にも炭治郎達にも犠牲は
出ること無く完結。
この場面、
禰豆子の生還を喜ぶ炭治郎を、
今まで見たこと無いくらい
素直に称える玄弥の姿が
一番印象的でした。
聞こえないような距離から
ですけど。
柱集合、そして合宿
今回の一件で、柱が久々に大集合
しましたが、初めて登場した時
のような、一人残らず頭のイカれた
感じは一切なくなりました。
玄弥の兄ちゃんは割と相変わらずですが。
柱が集合して決めたことは2つ
・痣を意識的に出す方法を見つける
・一般隊員の底上げのための柱稽古
痣に関しては、炭治郎だけ出てたのが
今回は甘露寺さんと時任くんまで
発現してたので、共鳴するように
他の柱もする可能性があるとのこと。
そして、時任くんの予想では体温が
関係しているとのこと。
しかし、痣発現したものには
固有のなにか、マイナスな事?が
あるみたいです。
2つ目の稽古、今回の後半は
ほぼ全てここで埋まりましたが、
これはちゃんと、今後の展開に
生かして欲しいところですね。
柱と第二勢力とも言える炭治郎たち
までと、それより後ろの差が
酷くなってそうなので、もっと
全面戦争感が出していくなら、
一般隊員の頑張りも見たいです。
それぞれの稽古自体は、
さすが炭治郎は大体を軽々
突破していきました。
炭治郎を見かけたときの
第一試練担当の宇随の笑顔が素敵。
改めて、炭治郎と柱達の関係の変化は
凄いですよね。久々に柱大集合したから
初登場シーン読み返したら
こんなんですもの
みんな印象変わりましたねえ。
でも今回、戦闘後にいい顔を見せて
くれてた玄弥は踏んだり蹴ったり。
兄貴に拒絶され、間に入った炭治郎は
ボコボコにシバかれる。
兄貴側視点の掘り下げがないから
ここはまだ、初登場のイメージのまま
ですね、
13巻の玄弥の回想で風柱が見せてたような
笑顔はまだまだほど遠いです
一方で、富岡義勇の過去も今回で
色々と語られ、彼が抱いている
劣等感や後悔が明らかになりました。
彼も覚醒すれば、柱でもトップクラスの
実力だと予想されるので、今回
炭治郎のおかげで少し心を開いた
彼の成長は楽しみです。
まとめ
今回も柱は無事生還!
しかも柱2人とも余裕で
戦線復帰出来る状態。
煉獄死去の時の感想に、
一人ずつ死んでいくんじゃ
ないかと不安を書いて
きましたが、全員が
決戦(予想)に参加できそうです。
その決戦相手の無惨様ですが、
彼の回想で出来てた医師は、
唯一、鬼の太陽克服のヒントを
持っていた人物のようです。
医師の存在も意外と今後の
展開に絡んできそうです。
柱の誰かの親族とかそういう
感じでしょうか。
そして話は岩柱の稽古の直前で
終わり、表紙にも関わらず、
岩柱さんはほぼ活躍せず。
次巻で本領発揮するでしょうか。
それにしても、義勇への執拗な
ストーキングや、玄弥兄への
煽り返しや反論など、炭治郎の
イカレっぷりは健在。
バトルもの王道の主人公から
ねじを何本か外した感じが
たまらないです。
次巻での岩柱との絡みは
要注目です。
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