冒険者ライセンスを剥奪されたおっさんだけど、愛娘ができたのでのんびり人生を謳歌する
上二つと同じ異世界もので、
謎の病気でステータスが減少
し続けるようになってしまい。
冒険者の資格を剥奪された
主人公が娘として育てていく
事になった子と冒険する作品です。
こちらは「娘がSランク～」とは
違い、一緒に冒険するものです。
この主人公も、ほかの作品と同じで
年齢を重ねて簡単に激昂するような
タイプでは無くなっていて、
序盤はライセンス剥奪絡みで結構
罵られるのですが、大人の対応で
切り抜けていきます。
色々な土地の色々な出来事に
関わっていく中で仮の娘との
絆を深めていくので親子モノ
としても暖かい作品です。
マイホームヒーロー
ファンタジーものが続いて
ここで一気に変わってこれは
サスペンスものです。
自分の娘に暴力を続けるDV彼氏
が許せない父親が、その男を
誤って殺害し、それが半グレで
ある組織と関わっていたため、
どんどん大きな事件に巻き込まれ
ていくという作品です。
そしてこれまでとは違い、
おっさんは何のスーパー
パワーも能力もありません。
あるのは、齧る程度に演劇と
小説を書いていただけ。
ですがその知識と演技力を
生かして、何度も何度も
訪れる窮地を何とか脱して
いくハラハラストーリー。
娘と奥さんのために、
文字通り必死に頑張る
しがないおっさんの物語です。
作者は、サイコメトラーEIJIや
シバトラ、クニミツの政など
かなりの高確率でドラマ化まで
いってる名コンビなので、
ストーリーのクォリティーも
約束されています。
中間管理職トネガワ
これはご存知、カイジシリーズの
スピンオフにして、
アニメ化済、このマンガがすごい
２０１７、１位獲得の超人気作です。
スピンオフということで、
若干カイジ未読者には敷居が高く
感じるかもしれませんが、
カイジの知識はほぼいりません。
メインはあくまで、上司である
兵藤会長、部下である黒服達の
間で部下として上司として
奮闘する、タイトル通り
中間管理職のおっさんの
苦労をギャグにした作品
だからです。
なのでむしろカイジを
読んだことない人にこそ
読んでもらいです。
ここまでのおっさん達は
かつての英雄として親として
の現在のおっさん物語でしたが
この作品は
会社員としてのおっさん
と、一気に身近になっている
ところも面白いポイントです。
ルーザーズ(完結作品)
こちらも社会人おっさんという
意味ではトネガワと一緒
ですが、こちらは真面目な
実話です。
「ブラックジャック創作秘話」
という作品では手塚治虫の
裏側を取り上げた作者が、
今作で取り上げたのは
「漫画アクション」という
雑誌。
クレヨンしんちゃんや
ルパン三世の掲載誌です。
これがどのようにして刊行
され、どう歩んでいったのかを、
その時代背景と共に
青年マンガ黎明期に、漫画を
取り扱ったこともなかった
男たちが、どうやって市民権を
得ていたかが、おっさん達の
情熱を乗せて描かれているので
当時の状況や感情がありありと
伝わってくる力作です。
中にはモンキー・パンチの
ペンネームやルパン三世の誕生の
経緯など、現在でも有名な作品、
作家の秘話もあるので、資料作品
としても面白いです。
まとめ
以上のように、
おっさん漫画といえど、
種類は無限にあります。
が、それらは同じ舞台・ジャンル
でも、少年が主人公のものとは
雰囲気や世界観が大きく
変わってきます。
年齢ターゲット層的にも
アニメ化もされにくいですが
内容は確かなものが多いです。
是非一度手にとって見て
ください。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
了
コメント