[ネタバレあり] 準決勝、桜高戦スタート!最初に動いたのは・・「DAYS 34巻」あらすじと感想

あらすじ

風間の欠場が決まった(ベンチ入りメンバーには

入ってるから不明ですが)聖蹟に対し、桜高は

成神が今日もベンチスタート。

両者とも大事なピースの抜けたキックオフです。

 

序盤の展開としては、聖蹟が攻めて、桜高が

跳ね返すの繰り返し。その中で1番存在感を

示したのは桜高・如月。

身長・体格で勝る大柴が全然仕事を

させてもらえず。

 

それ以外にもほぼ全ての選手が攻撃・守備に

見せ場を作っていく中、いつもの敗退校の

解説陣が解説を入れていく間もほとんどなく

ただの実況しか出来ないほど正にお互い

一歩も譲らないまま、前半10分が経過。

 

10分しか経っていないのが信じられないほど

多くの攻防が行われたこの試合、完結までの

道のりは長くなりそうです。

 

 

感想

1巻で前半10分まで!ここのところの

巻と比べてもあっという間に読み終わるほど、

試合がスタートから白熱しています。

これまでの試合と比べても、両校良い

コンディションで試合に入っていて、つくしは

主人公と思えないほど、チームにハマって

機能しています。

主人公とは思えないっていうのは普通こういう

試合って主人公だけ浮足立ってたり、徹底マークで

スタートに失敗しますけど、1人の選手として

普通に攻撃の一角を担ってるからです。

そしてこの試合、10分の間だけでピッチに

立ってるほぼ22人全員が何かしら見せ場を

作ってるというのも驚きの状況。

 

両校への思い入れの強さを感じます。

そもそも両方、本作のDAYS、前作の

振り向くな君はと自分の書いた漫画の主役校

ですし、やってることは、昔「ドカベン」

であった「大甲子園」という作品と同じ

ですから作者オールスター状態ですからね。

勝敗を分けるのも辛いんじゃないかとも思います。

 

自分も再販版で初めて「振り向くな君は」を

読んでいるので、前回の対戦の時よりも

桜高の面々への思い入れは強くなっています。

GK近藤とかよくここまで成長出来たなという

感慨深さもありますし。

 

そういう意味で序盤で実力ほど目立ってない

水樹犬童の十傑2人が、確実に試合の

本筋の主役となっていくでしょう。

 

 

今後の展開

なかなか展開が読めないです。大抵序盤で

ミスをした選手があとで大活躍が定石ですが、

前述の通り、22人全員が見せ場を

作ってる展開で、ここから頭一つ抜け出す選手が

なかなか見いだせません。もちろん最終的には、

水樹とつくし、犬童と成神が台頭するでしょうが、

とにかく感想で書いたとおり、かなり濃い試合に

なっているので、決着まで5巻かそれ以上

使って描かれていくんじゃないでしょうか。

少なくとも決勝より長く描かれると思います。

 

少年たちは全力で、笑い、泣き、走る!! 心をジンジン刺激する! 激熱サッカー漫画!! ――何のとりえもない、特技もない。けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本(つかもと)つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣(かざま・じん)。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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