[ネタバレあり] 大阪予選編、完結!!DLに訪れた未来は「バトルスタディーズ 20巻」 あらすじと感想

あらすじ

9回裏、アウト1つで勝利という

局面で檜が連打を浴びノックアウト。

ラストの万年を阿比留が仕留めなければ

いけない状況になりました。

エース2人が完全に仕留めきれなかった

男なので大ピンチですが、

阿比留本人は、前巻でのノンちゃんとの

エピソードもあり、魂のこもり方が

段違い。それに応える形で万年も気持ち

を込めて対峙しますが、結果は・・

 

阿比留の勝利

 

テニスの王子様の最終回で

見かけたような謎歌詞演出

共に、万年を内野フライに

打ち取り、

DL学園が甲子園出場決定

 

しかし勝利の余韻に浸ることも

ほとんどなく、舞台は甲子園編に。

予選の登録人数は20人、甲子園

は18人。ということで苦渋の選択

の末、藤巻監督は南と3年の歌森を

メンバー外に。

結局予選に出られなかった1年達は

甲子園入も叶わず。

 

ところが更に一転、

予選で大活躍した長野が

風呂でこけて骨折という

最悪な形でフェードアウト。

その空いた椅子は決死の

直談判によって花本が獲得。

 

甲子園の抽選では、狩野が

第一戦と選手宣誓を引き、

対戦相手は確実に済美がモデルな

祭美高校

狩野は自身のこれまでを振り返りつつ

母からの激励のメッセージを胸に

甲子園初日を迎えます。

 

 

感想

いやー決めましたね甲子園。

決勝前の3年生の不穏なフラグは

一応敗退のものでは無く、

長野が不出場のフラグでした。

あと19巻までがかなり感傷的な

エモーショナル路線だったので、

もっと甲子園出場を盛り上げる

かと思いましたが、みんなで喜ぶ

シーンなどはほぼナシで描かれ

ませんでした。

これは決勝からわずか5日後に、

甲子園開幕というシビアな大阪の

日程を反映してのものだと思います。

 

現実、今年の覇者 履正社は、

7月29日の決勝戦のあと、

8月6日が甲子園開幕という

日程になっています。

大阪なので移動自体の負担は

少ないものの、学校関係の

準備や抽選会や取材が

入ることを考えると鬼の

ようなスケジュールですね。

 

そんな中で甲子園を制してる

履正社大阪桐蔭エグい

ですね。

 

組み合わせ抽選会ではもっと

強豪校の面々が多く登場する

かと思いましたが、すでに

ちらっと登場済の横羽間が

中心でした。

 

そしていつかは出てくると

思っていた脱走組、毛利が

他県代表として久々に登場。

抽選会に来るということは

主力のようなので、どこかで

当たるかもしれません。

正岡子規降臨スタイルは

敵だと厄介そうです。

 

そして部内に戻ると、長野

に代わって出場する花本は、

もちろん主力ではないと

思いますが、あれだけ無礼を

働いたんだから貢献して

もらいたいところです。

 

それから来期以降の話ですが

花本がメンバー入りしたことで

継続の線は少し薄くなった分、

丸井が狩野から正捕手奪取の

決意をしているので、甲子園が

終わっても話は続く可能性は

まだありそうです。

 

 

今後の展開

21巻はいきなり開幕戦

スタートになると思いますが、

他校との絡みを考えると

ここで敗退はないでしょう。

 

あとは花本の出番があるか、

とか都築の確変がそのまま

続くのかとかでしょうか。

決勝で全く活躍出来なかった

狩野は甲子園編ではもっと

見せ場があるだろうから

 

その辺りも注目。

21巻中に初戦が終われば

横羽間と理弁和歌山の試合も

ピックアップされるかも

しれません。いずれにせよ

21巻はそこまで重要な

ポイントにはならないと

思います。

 

「強育」は愛、栄光への通過儀礼。生きる術は全て「PL野球部」で学んだ。18人で天下を獲ろう。俺たちの前に、道はできる。元PL球児が描く超リアル高校野球漫画!

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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