大人でも楽しめる
テレビや雑誌で、常に安定して
人気あるジャンルが動物です。
ゴールデンタイムのペット番組
だけでなく、NHKでは動物の知られ
ざる生態の特集番組、更には近年は
深海魚が注目を集めていたり、
常に動物というジャンルは最前線に
います。しかし漫画となると意外と
このジャンルは少ないです。
大別したら猫もこのジャンルに
入ると思いますが、猫は猫で
独立したジャンルだと思っている
ので、今回の対象外とします。
今回ご紹介したいのは、
大人でも楽しめる動物漫画
です。
二次元の動物だとどうしても、
Eテレなどに代表される、
小さなお子様向けという
イメージが強くなってしまい
ますが、今回の作品は、
ストーリーに見応えがあったり、
お子様むけでは取り上げない生態
だったりを楽しむことが出来ます。
それぞれ作品の形式はバラバラですが
動物好きだったり、生態に興味が
あったり、単純に可愛かったりと思う
人は読んでみて欲しいです。
目次
BEASTARS
動物擬人化の最高傑作
チャンピオンで連載の今作ですが、
主人公でハイイロオオカミのレゴシを
中心に、人間のいない動物世界での
日々を描いている作品です。
この作品のオススメするポイントは
動物社会のリアルさです。
動物しかいないものの人間のように
暮らしている世界観なのですが、
テーマのひとつに肉食と草食の共存
があります。これが動物の持つ習性と
人間の社会性を絶妙にミックス出来て
いて、肉食と草食のカップルが上手く
いかない事だったり、法律上肉食が
禁止されているため裏市で、貧困の
草食が自分の体を売買していたり、
とにかく生々しい動物社会が築かれています。
その中で草食に恋をしたレゴシの
恋模様と成長を中心に描いているのが
この作品です。
そしてアカシカのルイや、ドワーフウサギの
ハルなど、その動物の習性自体がキャラの
性格に反映されているキャラクター達が
とにかく魅力的です。
天地創造デザイン部
こちらは、前記とは打って変わって
ギャグテイストの強い作品です。
神様が自分で動物を創造するのが
めんどくさくなって、下請けである
デザイン部に依頼して、キリンや
コアラなどのメジャーな動物から
カミキリムシなどの恐ろしい習性
を持った生き物までを創り上げる
過程を追っています。
神様の下にデザイン部があるなど
作品の形はかなりフィクションですが、
その動物の進化過程や特徴は
本物なので、知識がどんどん見について
いきます。亀の甲羅が元々なんだったか
や、チョウチンアンコウの怖すぎる習性
のような情報をギャグ漫画として、分かり
やすくスッと入れてくるので、そんなに
細かく知りたくない人でも楽しめる
形式になっています。
楽しく動物を学ぶを突き詰めてる
作品です。
マグメル深海水族館
こちらは、架空の深海魚専門の
マグメル深海水族館を舞台にした
ドラマを描いてる作品です。
近年度々取り上げられる深海魚、
ダイオウイカやグソクムシは
もちろん、人気のクラゲ達も出てきて
水族館を訪れる客や、働く従業員を
めぐるドラマをそれぞれの深海魚の
習性と共に展開していく内容です。
そしてやっぱり一番は深海魚たちが
描かれるシーンの気合の入り方です。
最初はただの清掃員だった主人公が
この仕事を通して成長していく様も
ドラマ性があって面白いです。
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