[おすすめ漫画] トラウマ注意!作品のおすすめポイントを紹介!「泉朝樹/見える子ちゃん 」作品紹介と感想

作品・作者に関して

見える子ちゃんはComicWalker等で連載の

泉朝樹先生の作品です。

泉先生は連載前もホラー系を中心にtwitter

などに投稿してきていますが、驚くべきは

そのネットの積極活用です。

twitterも自身の漫画のことに限らず、

やっているゲームのこと等常に発信して

いて、更にyoutubeでチャンネルを持って

ホラーゲームの実況までやっている方です。

 

見える子ちゃんのオリジナル画も頻繁に

あげているので、この作品に興味を持った

人は先生のtwitterのフォローは間違いなく

した方がいいです。

 

主人公が可愛い

 

まずこの作品は、基本的に1人の

女の子を中心に展開されていきます。

女の子の名前はみこ

彼女は普通の人には見えてはいけないものが

見えてしまうという特殊能力を持っています。

 

 

こういう設定、普通だったら、夏目友人帳や

うしおととらのように、それらと戦ったり

問題を解決していく方向に話は進みます。

 

ところがこの「見える子ちゃん」が凄いのは

見えているにも関わらず、それらは見えてない

ものとして一切関わらないところに

あります。

そして無いものとして平然と過ごす漫画で

あったら、おそらく数話で飽きます。

この作品の場合、見える子ちゃんはあくまで

怖いから関わらないという立場であって、

普通にその化物たちが怖いのです。

 

それでも見える人間だと認識されて、

巻き込まれないように必死に平静を装う

ところが、主人公のみこの良さと可愛い

部分です。

 

そして準レギュラーともいえる人物が

彼女の親友であるハナ

みことは違い、全く見えない子なのですが

化物たちを引き寄せてしまう性質を持って

いるせいで、みこが度々悪戦苦闘します。

当初はあくまでみこを引き立たせる

サブキャラかと思っていましたが、後に

彼女メインのエピソードなんかも出て

くるほどどんどんキャラが立っていって

魅力的な存在になっていきます。

 

 

それから度々微エロ描写も出てくるので

そういうのを求めている方も

楽しめると思います。

 

見えてはいけないものがトラウマ級

この作品、ホラー画が大の苦手な人は

絶対読まない方がいいです

 

この作品は一応は

ギャグになるかなと思います。

 

登場する子たちを見れば可愛いですが、

それとは真逆に出てくる化物たちが

トラウマレベルです。

 

ホラー漫画家だけあって、一般誌には

出てこないクラスの化物しか出てきません。

だから苦手な人は間違いなく夢に出てきます。

 

耐性がある人には、逆にキャラと日常感が

醸し出す雰囲気の落差が笑えて面白いです。

 

 

そして読者同様、主人公みこも次第にその化物

たちの様相に耐性がついていきますが、常に

それを上回るとんでもないのがどんどん出て

くるので、次はどんなのが現れるか、その姿を

見るのが楽しみになっていきます。

 

個人的には、だんだんギャグとしか思えない

見た目の増えていった彼岸島の鬼たちよりも

怖さのインパクトは大きかったです。

ホラー専門誌にあるような漫画をほぼ読まない

からかもしれませんが。

 

↑彼岸島も十分とんでもない衝撃ではありますが

 

感想・まとめ

 

ということで、

見える子ちゃんの推せるポイントは

・主人公みこの可愛さ

・それとは大照的な化物の怖さ

の2点です。

とにかくギャップが凄い作品。そして

主要な登場人物のキャラが立っています。

 

1巻は基本的に見えてるけど見えない

ふりをするみこの苦悩のお話ですが、

うち1話だけ急に胸に刺さる展開が

来るものがあるので、それが見どころです。

 

最後に、この作品を読んで感じたことは、

 

ホラーと可愛いは両立する

 

でした。

 

異形な“ヤバいやつ”との遭遇を全てシカトで凌ぐ。新感覚ホラーコメディ!

 

 

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ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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