[アニメ感想] 10話の原作との違いは?『レゴシの強さ、ハルちゃんのつよさ』「BEASTARS ビースターズ 10話」

 

感想

 

今回はやっぱりレゴシの強さと

ハルちゃんの強さですね!

 

レゴシは単純に銃を持った相手、

その道の大人に向かっていく力は

凄まじかった。特にハルちゃんの

においがする奴らには容赦なかった。

守るもののために強くなれるオスです。

 

再登場ゴウヒンも渋くてカッコよかった

ですが、セリフが結構削られていて

原作と比べると魅力半減でした。

 

そしてなんといってもハルちゃん。

自分は原作でもハルちゃんの回想で

彼女のイメージがだいぶ変わったので

印象深い場面です。

彼女は誰とでも寝てしまうくらいに

悪く思われていましたが、そこには

彼女の性格とドワーフウサギの動物の

特性との折り合いの悪さというちゃんと

した理由設定がされていたことが驚き

でした。

過剰に守られていることが、かえって

心のなかに穴を作って、SEXの時だけは

そのかよわい小動物フィルターが外れる

っていう彼女なりの愛の求め方というか

決して軽蔑できる存在ではありません。

 

初体験のシーンは、原作の方が彼女の

感情の動きが分かりやすく描かれている

ので、未読の方は読んで欲しいところです。

 

その回想から、最後の死ぬと確信しながら

気丈に振る舞うシーン、レゴシに食べられ

かけたシーンとも繋がっていて抗ったという

ことは刻んでおきたい、彼女の強さみたいな

ものを感じられる場面でもあり好きなところ

です。その前に最後に浮かぶのがルイでは

なくレゴシなのもいいですよね。

 

 

原作との違い(ネタバレ注意)

今回もいくつかの変更点がありました。

 

原作だと遭遇した時点でゴウヒンが加勢

していたのが、アニメでは一度分かれて

から、遅れてゴウヒンが登場する流れに

変わっていました。

この辺は、ゴウヒンのセリフがごっそり

カットされていたので、短縮のための

やむ無しカットだったと思います。

 

 

それからハルちゃんの脳内遺書シーンが

レゴシ達がアジトに到着した直後に入って

いたところから、後ろに移動されていました。

ここは、レゴシが頭の中に出てきて、その後に

本当に現れるという演出的にも効果的な移動

でした。

 

あとは鳥居のシーン、なかなかショッキングな

場面ですが、アニメではカットされていました。

 

今回改めて思ったのはやっぱり、感情表現の

部分では原作の方が分かりやすく描かれてる

なというところです。

原作はリアクションなど表情豊かで、より

可愛く表現されてます。

 

 

その分、流れるように動くアクションシーンは

アニメのほうが迫力はありますけどね。

 

 

今後の展望

今回も予想通りの40話まででした。

 

次回も4話ずつ区切りが継続するのなら

44話までですが、展開を引っ張るなら

43話までもありかなと思っています。

 

44話までなら6巻突入でようやく

第1章の半分です。

結局アニメの放送は続けて1章

終わるところまで継続するのか、

それとも12話でいったん終わるのか

未だにはっきりしていない気がしますが

隕石祭編が終わっても、話は繋がって

継続していくので、できればそのまま

途切れずにやりきってほしいです。

 

 

←9話感想へ

11話感想へ→

 

感想一覧へ

コメント

ブログ主
りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

りかるどをフォローする