安元アウト
出てきてからあっという間に哲雄に
たどり着いた安元でしたが、
まさかのあっという間にリタイア。
もっと長く絡んでいくと思ってた
のですが、やっぱりこの作品は、
基本的に鳥栖哲雄一家VS反社の
構図が基本のようです。
詰んだと思って行動している哲雄が
その大きな動きに全く気づいていない
ところが今後どうつながっていくか。
苦戦はするようですけど、恭一も
表舞台に解き放たれそうです。
彼が最終的にどの立場でどう絡んで
くるかも楽しみの1つになりました。
鳥栖夫妻の過去
回想、ここは面白かったですね。
哲雄が自分で小説みたいって
言ってますけど、シーンの
移り変わりとか歌仙の喋り方とか
まで含めて本当に小説みたいです。
前にちらっと出た回想では監禁
されたりもしてたので、おそらく
そこまでガッツリ全部やったら
11巻も全て回想になるかなと
予想してます。
でも今回のだけ見ても、もともと
哲雄のアリバイ作りとか工作を
難なくこなしていた歌仙の
只者じゃない感の理由が少し
見えた気がします。
小説のようだとは書きましたが
あくまで哲雄だけの目線なので
歌仙の行間が怖いですね。
４山越えてきたこととか、大学に
入ることを強行した流れとか。
今回歌仙側の現在の様子が一切
無かったのが怖いですが、
回想が終わって、哲雄たちが
実家に着いたら何が起きるのか
想像が付かないので、次巻以降
楽しみでもあり、怖くもあります。
現状の鳥栖家の状況も、警察や
窪の状況を分かってないので
またまた窮地に陥るのは間違い
ないので・・。
刑事・安元の追及により、自身の逮捕を覚悟した哲雄。すべての罪を清算し、愛する娘を妻に託すため、妻・歌仙の故郷へと車を走らせる。その道すがら語られる、夫婦の壮絶な結婚秘話とは?話題沸騰のジェットコースタークライムサスペンス。綱渡りの第10巻!!
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