[おすすめ漫画] タイムリープ×デスゲーム!3つのおすすめポイント「原:貫徹 画:仲里はるな / エンドロールバック 」作品紹介と感想

作品・作者に関して

タイトル:エンドロールバック

掲載雑誌: マンガUP! (2019- )

作者:原作:貫徹 作画:仲里はるな

代表作→監獄実験 プリズンラボ (2016-2019)

     →火傷少女 (2017-2018)

あらすじ

俺の命を使って、絶望の結末を巻き戻す。
妹・夕夏の自殺。それはいじめを苦としたものだった。
失意にくれる兄の朝春は突然現れた天使に、「夕夏を死に追いやった犯人を殺せ。
そうしたら生き返らせてあげよう」と告げられ、奇妙な「犯人さがしゲーム」に乗ることとなる。
タイムリミットは、3ヶ月。失敗したら、自分の寿命を削ってはじめからやり直し。
自分の死が先か、妹の生が先か。予測不能なリープサスペンス開幕!

貫徹先生は基本的に原作担当で、

作品は本作と同じように過激な

サスペンスものです。

 

仲里先生は、これまではもっと

ライトな作品を描いてこられて

いるので、殺人が起こる今作の

ようなハードな作品の作画を

担当されるのは初です。

 

おすすめポイント

・タイムリープ!
・限定ルール
・変貌する主人公

タイムリープ!

本作は、主人公・朝春が自殺した妹の

死の原因を知ることと、それを防ぐ

ためにタイムリープを繰り返す物語です。

それだけだと、僕だけがいない街や

映画のバタフライエフェクトみたいな

すでにいくつもある作品と同じですが、

エンドロールバックの場合は、そこに

様々なルールがあります。

 

限定ルール

謎の天使との契約によって彼のタイム

リープはスタートするのですが、

まず1番目のルールは、タイムリープを

する度に寿命が持っていかれるという

これによって実質的に巻き戻る回数が

制限されます。

それに加えて、真実にたどりつくための

1ループ1回限りの能力が与えられます。

これによって、毎ループの展開に広がりが

出て、同じような繰り返しにならない

内容になっています。

 

変貌する主人公

朝晴は基本的に普通の青年ですが、

妹の事となると豹変します。

そんな朝晴が能力を授かったことで

どんどん変わっていくところも

この作品の魅力です。

 

 

1巻感想・まとめ

面白い組み合わせの作品です。

タイムリープにミステリーは

お馴染みですが、デスゲームを

組み合わせ、更に舞台を学校という

閉鎖空間にほぼ限定したことで、

主人公に出来ることも、登場人物も

限られた範囲内にされています。

 

そのためとんでもない急展開や舞台の

広がりはあまりないと思えますが、

その分中身は濃密になっていきそうです。

タイムリープしてすぐに朝晴がとんでも

ない行動に出たので、亜人的な主人公の

どんでん返しかとびっくりしましたが、

彼がおかしくなっていくのは、多分

これからっぽいです。

更に各登場人物が1巻でかなり含みを

持った行動や反応をしているので、

朝晴が振り回されまくるであろうこと

も予想出来て、まだ能力に慣れていない

彼の今後の行動が楽しみです。

 

俺の命を使って、絶望の結末を巻き戻す。妹・夕夏の自殺。それはいじめを苦としたものだった。失意にくれる兄の朝春は突然現れた天使に、「夕夏を死に追いやった犯人を殺せ。そうしたら生き返らせてあげよう」と告げられ、奇妙な「犯人さがしゲーム」に乗ることとなる。タイムリミットは、3ヶ月。失敗したら、自分の寿命を削ってはじめからやり直し。自分の死が先か、妹の生が先か。予測不能なリープサスペンス開幕!

 

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りかるど

ブラジルのサンパウロ生まれ。5歳で日本へ。
小中高大卒業後、書籍業界へ就職。現在はフリーでブログ運営などネット中心に活動中。趣味は漫画、スポーツ観戦、音楽ライブ、お笑い等。

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